理系・文系を重ねて見る光景は
出席番号順のいちばんは名探偵・亜愛一郎
少し前だけど、NHK「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」で出席番号順が早い人というのがあり、名字が相さんという方から僕より早い出席番号の人はいないのか悩みが寄せられたという。
結局、やはり読みは一緒だけど、会一太郎さんがいちばんと思いきや、嫁いで名字が会さんと変わった奥様の「会愛(あいあい)」さんがいちばんとなった。
小説では泡坂妻夫の名探偵・亜愛一郎がいますね。
まあ、電話帳・探偵辞典の索引で絶対いちばん最初に出る為にと考えられたというネーミングですからね。
この番組、ほかにも「なぜか憧れてしまう名字の特集」とかもあって、まあ、漫画や小説などを読んでいるとかっこいいヒーローやかわいいヒロインは名前も推して知るべし。
ちなみにこの特集で第1位に選ばれたのが「西園寺」。以下、第2位「早乙女」、第3位「橘」、第4位「伊集院」、第5位「白鳥」、第6位「綾小路」、第7位「藤堂」、第8位「道明寺」、第9位「二階堂」、第10位「武者小路」という順位で、やっぱり、マンガか小説っぽい。
ちょうど、「執事 西園寺の名推理」というのがあって、主人公のお二人はやはりお公家さんのような品の良さで、早乙女は「愛と誠」、橘はちょっと字が違うけど「立花登青春控え」、伊集院は作家の伊集院静、白鳥は「白鳥麗子でございます!」、綾小路はきみまろか、翔。藤堂は「エースをねらえ!」にして、道明寺は「花より男子」、二階堂は焼酎か、ふみ。武者小路は実篤でしょう。
ユーミンも荒井から松任谷になりたかったらしいし。
でも西園寺という憧れの名字を持ちながら、あえて芸名としたのがテレサ野田。たしかにお公家っぽい西園寺より、謎めいた異界の美少女が似合ったからテレサ野田でよかったのだろう。
「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」あたりも名字が凝っていたなあ。

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まあ、僕はやっぱり薬師丸だったりしますけどね。
芸名ではなく本名ですからね。
ちょっと名前の歴史をたどってみたい人ではある。
画像は「野性の証明」の先行告知ポスター。まだ芸名も用意されていなかったらしく名前が本名の薬師丸博子となっています。
138億年かけても解読できない暗号通信技術
株式会社日立製作所(以下、日立)は13日、LANケーブルでインターネットに接続された環境において、事実上暗号解読が不可能なほどの高い安全性を実現する暗号通信技術を開発し、技術を搭載した通信装置を試作したと発表した。(中略)オープンネットワークを介して試作機の通信実験を行い、乱数および暗号化されたメッセージが一般の伝送路を介して送受信可能なことを確認。今回の試作機では共通鍵の長さは1900ビット、全数探索数は10の572乗となり、宇宙年齢の138億年を使っても解読が困難なレベルの安全性を実現したとしている。(クラウド Watch)

日立製作所は以前にもフラスコなどに使われる石英ガラスにコンパクトディスク(CD)並みのデータを3億年以上保存できるという、いわば半永久的にデジタルデータの保存が可能な技術を開発していて、経年劣化なく保存が可能なため、歴史的に重要な文化遺産や公文書など後世に残したいデータの長期保存用に売り込みたいとしていた。
今度は宇宙年齢の138億年か。

以下再録を含みます。
とうとう人類の科学レベルは地球史、宇宙史レベルまで残せるものを作り出したか。
でも先史文明はもちろん、文字だって失われれば意外に近世の文明だって謎となってしまいますからね。
あとはデータ読み取るべき文明に遭遇するかどうかです!?
某口伝秘史によれば正倉院にはいまだ謎に包まれた未公開の秘物・宝物があるとも言われ、もし江戸時代に光ディスクなどが公開されてもおそらく鏡としか理解されないように、意外にありきたりのようなものでも、実は…なんてこともありえそうです。
3億年前といえば古生代の頃だけど、その地層にはアンモナイトの化石だけでなく、石英ディスクが埋まっているかもしれない。

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「一万年と二千年前から愛してる…1億と2千年あとも愛してる」というアクエリオンの歌も絵空事ではなくなるのだが、まあ、異性の気持ちって時を越えて一瞬で分かり合える時もあれば宇宙年齢をかけても分からないこともありそうで、やっぱり人間は、そして恋愛はすごいことなんだよ。宇宙そのものだ。
しかし、忘却という安全装置がどんどん取り外されていくなあ。
いいのだろうか。
マイフェニックス
続きです!?
まあ、どうでもいいのだけど、映画のパンフレットの整理をしていたらこんなものが出てきた。
日本大学創立100周年記念映画「マイフェニックス」。

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こんな映画があったんだなあ。
創立100周年記念映画にアメフトを持ってくるくらいだからね。簡単には引き下がれないのだろう。

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タッチダウンって大事なものをつかむって意味もあるんだとパンフには書かれているけど、大事なものを手放したような気が。
この際、どこか、放映するってことはないかな?

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思想が現実だった頃 「マイ・バック・ページ」
日本大アメリカンフットボール部の選手が関西学院大の選手を悪質な反則で負傷させた事件、その後の対応も危機管理学部まである大学とは思えぬ対応で、ずいぶんとイメージが悪化したのではないだろうか。
ずっと遡って日大闘争のころから少しも変わっていないとの発言も一部にあって、体育学部系が中枢を担っているのだね。
確かにあの頃にタイムスリップしたような体質を感じないでもない。
まあ、日大生でもなかったし、日大闘争もニュースでしか知らないんですけどね。

でも、あの頃はまだ、思想で現実が変革できると信じられた時代。
その革命には暴力も肯定され、いつか正義も逆転してしまった。
でも正義・愛国・平等など高邁な思想を掲げる大学人は、なぜこんなに間違うのか。
「人間は完全ではなく、善と同様に悪をも併せ持ち人間を限界的なものとするから、個人より社会・国家を、急進的な革命・改革より歴史・経験に積み重ねられた緩やかな改革をとなる」
という保守思想ではあのときの若者の魂の高鳴りは止められなかったけど、今やずいぶんと保守の時代となったというのに、まだ暴力的に抑えようとするのだなあ。

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純文学誌、論壇誌、今や絶滅種だけど、あの頃はちょっとした町の本屋にも並んでいたのだった。
もっとも眺めるだけで買いはしなかったけど。

【BOOK】一九七〇年転換期における『展望』を読む 思想が現実だった頃

戦後すぐに創刊された総合誌『展望』は、一時的な休刊を経て64年に復刊、78年まで刊行された。
社会が大きく変動した時代、なにが論じられていたのか。
編集委員が討議の上、各々のテーマを立て、重要論文をピックアップ。その意味を問う。
(著者)大澤 真幸・斎藤 美奈子・橋本 努・原 武史

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もう1冊。

【BOOK】それぞれの東京 昭和の町に生きた作家たち/川本三郎

川本三郎は文学だけではなく、映画など幅広く興味のある逍遥学派?の評論家なので、取り上げられた作家も多士に渡ります。
また川本三郎の自伝的小説『マイ・バック・ページ』(映画化もされた)にも当時の学生運動が痛ましくも鮮烈に描かれます。

明治・大正期にうまれ、昭和期に精力的に活躍した作家、詩人、映画監督、画家ら23人。震災や空襲、オリンピック、バブルと時代とともに大きく姿を変える東京で日々を過ごした彼らの暮らしと、変化し続ける東京の町並みの「いま」「むかし」を、町歩きの達人にして文芸評論家の川本三郎氏が綴ります。

日大のアメフトの話題からそれてしまったけど、日大も芸術学部など文系が主導するようになれば面白いのに。
「半分、青い。」に始まる「ベニスに死す」のタジオから美少年のさまざま
「半分、青い。」にまさかのヴィスコンティの「ベニスに死す」です。
なるほど、秋風先生は美少年をタジオと呼ぶのか。
確かに佐藤健は美少年で、古いポスター整理して少し思ったのだけど、若いころの竹脇無我に似ているような気もする。
さて、こちらがかのヴィスコンティの美少年タジオことビョルン・アンドルセンです。

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かつてはアラン・ドロンだったはずなのだが、さすがに年を取ったからなあ。
ヴィスコンティに限らず、様々な巨匠たちには美少年好きがいますが、美少年は映画の変遷から見ることもできます。
「初恋」「早春」で話題となったジョン・モルダーブラウンなんかもそうですね。
あっという間に消えてしまったのも美少年の儚さというか。「画像は「象牙色のアイドル」。

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「小さな恋のメロディ」のマーク・レスターも「楡の木陰の愛」(昔はずいぶん変な題名を付けた)のころには、もう少年ではなく、あまり美青年でもなくなっていた。
画像は映画「卒業旅行」で、「小さな恋のメロディ」で日本での人気が高く、とうとうこんな映画まで作られた。

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「ガラスの部屋」のレイモンド・ラブロックというのもいました。名前がラブロックだものなあ。
「透きとおった夕暮れ」というやはり意味の分からない題名も当時のラブロックのイメージからつけられたのだろうか。

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日本では佐藤祐介はどうでしょう。

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こちらは「恋は緑の風の中」で、まあ、どちらかといえば僕は原田美枝子の裸体に目が行ってしまうのですが。
誰でも美少年や美少女には憧れてしまうけど、恋に落ちるのは必ずしも美少年や美少女向けてばかりではありません。
映画「冒険者たち」ではあのアロン・ドロンを差し置いてヒロインのレティシア(ジョアンナ・シムカス)は武骨なリノ・バンチュラに心惹かれるのですからね。まあ、これも映画の中でのことですが。ということで、レティシアはわが永遠のヒロイン。

と、ようやくポスター整理の成果が。それでも探し出すのは大変で…。
竹脇無我の「姿三四郎」だったかは探し出せなかった。

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