理系・文系を重ねて見る光景は
永遠の妹 内藤洋子
土屋太鳳ちゃんの映画「兄に愛されすぎて困ってます(兄こま)」がテレビドラマに続いて6月30日公開予定だけど、このテーマは少女マンガ定番のテーマでもあります。
まあ、少年漫画でも稀代の名作「みゆき」(あだち充)というのもあり、広く文学全般の普遍のテーマかもしれない。
ここでいつも問題になるのは?「恋人派」なのか「妹派」なのかということであるけど、まあ、日本の伝統から言えば「妹派」ということになるのだろうなあ。
僕の少年時代のアイドル女優は当時の東宝の2大清純派アイドル女優内藤洋子、酒井和歌子になるのだが、二人が共演したこの映画「兄貴の恋人」でもわかるとおり、内藤洋子は妹キャラ、酒井和歌子は恋人キャラで、僕はやはり妹派で、圧倒的に内藤陽子派だった。「みゆき」も若松みゆき派だったし。
あの「男はつらいよ」の寅さんだって、毎回、美女と恋に落ち、振られてしまうけど、あれは振られるというよりはむしろ振られるように振る舞うというか、妹さくらのもとにいつも帰りたいのだろう。
それはなにも日本だけではなくて、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」だって、そうですからね。

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さて、多くの妹キャラは生まれてきたのだが、僕がなかでも内藤洋子を唯一無二の妹キャラと思うのは、妹のときのみに輝き、潔く去ったキャラクターだったからだ。
テレビでは「氷点」「えり子とともに」、映画では「あこがれ」「伊豆の踊子」「育ちざかり」「娘ざかり」。
「娘ざかり」のわずか1年後、吉沢京子主演の「バツグン女子高校生 16才は感じちゃう」 が公開され、内藤洋子はこの映画で教師役となり、妹からの、自らの若き落葉を知るように去って行ってしまった。
永遠の妹たる内藤洋子に世代替わりを知らしめるような「バツグン女子高校生 16才は感じちゃう」 は残酷な映画だった。
いわば映画の内外にあった妹殺しの物語。
なかなか幸せにはなれないんだよ、妹的存在は。「君よ知るや南の国」のミニヨンとかね。
だから「みゆき」やテレビドラマ「青い鳥」のラストにはびっくりした。

ちなみに朝ドラ「ひよっこ」で「内藤洋子ならしかたない」「これだから男どもは…」というような話があったけど、「しかたない」というのは恋人というより、妹的な発想なのだろう。
「妹ならしかたない」でしょう!?
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

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