理系・文系を重ねて見る光景は
危機を救うのは優等生ではなく、みそっかす
「ダーウィン流の適者生存は環境に適応し、より多くの子孫を残した者を強者と考えます。ただしこれは環境変動による生存の危機が起きないとの前提の下です。鳥類には産卵能力を下回る数しか卵を産まない種がいます。目いっぱい卵を産むと、余裕をなくして危機の際に全滅しかねないからです。人間はさらに環境変化による影響を受けにくくするために集団生活を始め、社会を築き、文明を育ててきた。文明の初期では生き延びるため、皆が協調し、しかし生存が既定のものと思うようになると、自分さえ良ければいいという自己利益の最大化に走ります。結果は滅亡です」吉村仁静岡大学教授(進化理論)「一人勝ちを生まない経済に」新聞コラムより。

なるほどなあ。
地球温暖化の利害問題、過度の経済のグローバル化、それぞれに最大利益を求める愚を説くもので、本当の強者は平時に支配的な者ではなく、危機を生き延びるものだと。
そういえば、ドラマでもマンガでも危機を救うのは必ずしも強者や優等生ではなく、みそっかす扱いされたりした者だったりしますね。 
robot.jpg

異分子、異端…、歴史を遡れば、芸術も歴史の折々の偉人は多くが異端であり、軋轢はありながらも異端が新たな未来を切り開くものだった。
米SFTVドラマ「宇宙家族ロビンソン」ではひとつのモデルケースとして家族を中心においたクルーが宇宙に送り出されます。
でもイレギュラーに加わったトラブルメーカー ドクター・ザックレー・スミスの存在が危険も招きながら、最終的にはより強い絆をもたらしクルーが生き延びる様は、長い宇宙の生活、すなわち社会には異端ほどでなくても僕たち「みそっかす」の存在も捨てたもんじゃないぞと妙な自信をもたらしてくれます!?
地球というクルーにはいつも多様性が担保されていて、進化発展してきたのだ。
過度の経済のグローバル化、最大の効率・利益を求めるばかりでは、地球というクルーの資格はないのかもしれない。
画像は「宇宙家族ロビンソン」からロボットのフライデー。こういうのもいてほしい。
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3.11のエリート論議
こんばんは。
3.11の時になぜエリートたちは慌てふためいたのか(まずったのか)と云う話題が出ました。
今日の記事を読みながら、3.11当時のことを思い出しました。
何かの時に生き残る、活躍するのは優等生的エリートではなく、普通何の役にも立ちそうもない人たちだったりします。ちょっと乱暴に云うと、生き残るのはカウボーイだと!
2017/04/21(金) 16:31:28 | URL | yokoblueplanet #-[ 編集]
エリートとみそっかす
こんばんは。
すこしカリカチュア化されていたけど、映画「シン・ゴジラ」にもそういう人たちが活躍しました。
エリートだけでもなく、みそっかすだけでもなく多様な人々の可能性を信じます。

> 3.11の時になぜエリートたちは慌てふためいたのか(まずったのか)と云う話題が出ました。
> 何かの時に生き残る、活躍するのは優等生的エリートではなく、普通何の役にも立ちそうもない人たちだったりします。

先日はアマゾンの生鮮食品の即日配達のニュースがあったけど、そんな生活の基盤にまで最大の効率・利益を求める傾向は、僕たち普通の人まで飼いならされていくような気がします。
基盤だからということでもあるだろうけれど、基盤だからこそそれはタフなものでなければならない。
映画「猿の惑星」では文明崩壊後、便利に慣らされ過ぎた人類は退化し、猿の支配下におかれてしまった。
2017/04/21(金) 19:24:12 | URL | クプクプ #-[ 編集]
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