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理系・文系を重ねて見る光景は
チコちゃん、鏡の難問に取りくむ、左右ってなんだ!?
チコちゃんがいよいよ最大の難問に取り組みました。鏡の問題ですね。
なにしろ、チコちゃんの出した答えが「わからない」ですからね。
たしかに上下、左右、前後の定義づけの問題のような気もするけど、考えれば考えるほどわからなくなるのだ。
まあ、チコちゃんも「分からないことがよく理解できる人ほど頭がいい」とも言っていたからここは良しとしよう。
結局のところ、人それぞれの捉え方が違うから鏡に映る自分の手にしても左だ右だとかになり、よくわからないということになってしまうのだが、このよくわからないということが、鏡の中の自分にとどまらず、現実世界の自分にも影響を及ぼしてしまうことが、さらに鏡の妖しいところ。
鏡を見て髭をそろうと思うと、うまく剃れなくて逆方向に手をやっていたり、車の運転でバックミラー、サイドミラーを見ながらバックするとやっぱり逆方向にハンドルを切ってしまったりすることがあるけど、あれって、簡単に直せる人と何度やってもうまくいかない人がいるのは感覚の問題というより、定義づけの問題なのかもしれない。
ぱっと感覚で直せない人はいちいち上下、左右、前後、反転などを定義づけして理解させなければならず、そんな余裕のない場ではパニくってしまうのだ。
さらに僕は鏡を離れても左右がよくわからなくなっているところがあり、子供のころから右向け右などと言われても慌てて分からなくなってしまうことがあった。
だから体育の時などは事前に僕は右利きだから箸の持つほうが右であり(今思えば定義づけですね)、そうかこちらだなと考えて密かに準備していた。
視力検査もそうで、慌てるとよく見えてるのに空いてる側の左右を間違えてしまうことがあり、ひょっとして僕はものすごいバカなのかと不安になったりしていたのだ。

DSC_3318.jpg

家にある母親の三面鏡で無限に続く自分を覗いて不思議だったし、橋の上からゆっくり流れる川面に映った自分を見て落ちそうになったり、いまでもエスカレーターの上が鏡になって見ていたりすると、ひっくり返そうになったりする。
鏡の多くは女性の周りにあるから、鏡の妖かしにはたぶん慣れていて、「白雪姫」はもとより「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」「プリキュア」など鏡に関わる魔法の物語もたいてい女の子ですね。
男では「ミラーマン」があったけど、身近に鏡がないので変身にも苦労していたように、男にとって鏡の論理を揺さぶる面妖さは「わからない」ではすまないなかなかの難物なのだ。禁忌なのかもしれない。
画像は広瀬正の名作SF小説。
彼も「鏡の国のアリス」を書いて鏡に対峙したが、奇しくもこのあと47歳という若さで急逝してしまった。
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