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理系・文系を重ねて見る光景は
童貞 「軽やかに開幕」福田章二
さて、映画チラシコレクションから見つけた、この「童貞」なる映画、知っていますか?
にっかつなどの怪しい映画ではなくて、原作は福田章二「軽やかに開幕」とあって、これで分かる人はなかなかの文学通!?
のちの「赤頭巾ちゃん気をつけて」で芥川賞を受賞し、大ベストセラーとなったあの庄司薫なのだよ。
これは松竹映画で「赤頭巾ちゃん気をつけて」などの「薫くんシリーズ」を東宝に押さえられていたから、初期作を持ってこざるを得なかったのかもしれないけど、それにしても題名が「童貞」とはなあ。松竹のセンスにびっくり。
変なインパクトはあるかもしれないどけど、薫くんのガールフレンドの由美ちゃんじゃないけど「舌かんで死んじゃいたい」気分。

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露悪的、無頼派とは真逆の作家なのだから、もうすこしソフィスティケートされたものにならなかったのか。
まあ、その後は待望されながら「ぼくの大好きな青髭」以降書かなくなってしまったから、無頼というべきかもしれないけど。
それにしても庄司薫ファンが見に行くとはとても思えない題名をよくつけたものだ。
ちなみに東宝では「赤頭巾ちゃん気をつけて」と「白鳥の歌なんか聞こえない」が映画化され、薫くんを岡田祐介(現・東映社長)が演じた。ヒロインの由美は森和代から本田みちこに代わっている。
「白鳥の歌なんか聞こえない」はNHKでもドラマ化されていてヒロインは仁科明子、当時、TBSの「田園交響楽」(アンドレ・ジイド原作・倉本聰脚本)にも出ていて、可憐だった。
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

コメント
この記事へのコメント
多分福田章二の作品を読んだ事がうっすら記憶にあります
タイトルも内容も覚えてないのが残念。
庄司薫なのかと驚いたのはたしかですが…
2018/10/28(日) 12:11:30 | URL | carmenc #-[ 編集]
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