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理系・文系を重ねて見る光景は
百科全書派のすすめ2!?
さあて、百科全書派ともなれば何でも興味を持たなければならない。
まずは身近なところから始めようと、新聞は1面から順番に全部読むことにした。
もともと新聞は好きで熱心に読むほうだったけど、家庭欄や地域版にもすべて目を通すようにした。
家ではたまたま経済新聞もとっていたのでこちらもしっかり読んでみると政治・経済だけでなく、意外に文化欄なども充実して、けっこう面白くもあり、美しいカラー名画特集の「美の美」はスクラップし、有名な絵画はこれで覚えた。
画家の人物像や絵画の背景なども説明されているからいいガイドブックにもなった。

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テレビはもともとテレビっ子なので何でもよく見ていたのだけど、さらに落語、能、狂言まで中継があればとりあえず見ようと心がけたけど、さすがに能、狂言はすぐに挫折してしまった。人形浄瑠璃(「曽根崎心中」)はずっと後、映画「最後の忠臣蔵」を見てやっと面白さがわかったような気がした。遠い道のりだな。
でもまあ、大相撲だって以前はあの仕切りを何度も繰り返すのはどれほどの意味があるのか、大相撲ダイジェストでいいと思っていたものが、いつか仕切りそのものが面白くなっていたこともあるし、やはり書道の墨なども硯で墨を擦るのは面倒で、墨汁でいいのにと思っていたものが、これもいつか墨を擦るのも楽しくなってきたりするから不思議だ。
辛抱強くあって分かることもあり、それもまた悪くはない。
最近はドラマやアニメでも第一話だけで良しあしを決めてしまう人がいるらしいけど、どうなんだろう。
マニアの道は膨大で効率も大切だけど、惑うこと、モラトリアムな時間が必要で、無駄・道草が本質だ。

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(スクラップをした時期は新聞など時事、文化、歴史、書評、また映画など好きなもの、興味のあるものはなんでも拾い上げた。当時の新譜案内、ヒットチャートなども残してあった)

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でもやっぱり能力や環境、得手不得手もあるから、服飾とか、美食とかは端からあきらめた。
さすがに「モンシェリCOCO」「デザイナー」、「ミスター味っ子」「美味しんぼ」などマンガやドラマだけでは無理です。
マニア、オタクへの道ですよ。その才能にあふれ、デザイナーや料理人を目指す道はむろん拓かれている。
まあ、とにもかくにも試みて、やがて浮かび上がるのが各知識のつながりから見えてくる総合知…、とも思ったのだけどなあ。
とてもそこまではいくはずもなく、そこそこにはあったほうがいいかも程度ですかね。
おそらく、徹底して体現したのがタモリさんなのでありましょう。
歴史上の百科全書派は学者・知識人だけでなく、貴族・行政官・聖職者から末端の職人まで編纂にかかわったという。
大江健三郎だったか、知識の断片が雨のように降り注いで、その向こうにうすぼんやりと見えるのが教養みたいなことを読んだ記憶があるけど、ポツリポツリ程度ではなあ。どんな風景なのか永遠に知ることはない。

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結局、百科全書派のすすめになったのか、ならなかったのか。
それにしてもマニアの道に誘った彼女、鮮やかな手際だったけど、果たして本当に意図したものなのか、否か。
僕にとっては永遠に虹の彼方。
今日のBGMは「オズの魔法使い」より「「虹の彼方に」。
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