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理系・文系を重ねて見る光景は
株価の乱高下と自動取引とAIとラブレー
日本を含む世界的な株価下落の起点となったニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、今月に入り下げ幅が2000ドル近くに達した。金利が上がると株価が下落する展開が続き、大きく乱高下する場面も目立つ。週明け以降は予算教書や消費者物価指数の発表など金利が上がりやすいイベントが控えていることから、引き続き不安定な動きが予想され、各国の市場にも影響しそうだ。(毎日新聞)

ちょっと旧聞のニュースになりますが、まあ、状況はさほど変わっていない株価です。
麻生太郎財務・金融担当相は「米国に限らず世界経済のファンダメンタルズは全然悪くない。確実に経済 の状況は好循環が生まれている」と言ったけど、安心はできない。くわえて自動取引による影響も危惧していますからね。
まあ、僕は株などは持っていないので新聞紙上での知識しかないのだけど、自動取引というのはコンピューターを駆使した超高速取引で価格のゆがみをとらえて、あらかじめプログラミングした価格帯などに瞬時に反応し 1秒間に数千回という人間ではなし得ない高速売買を実行するものらしい。
世界経済のファンダメンタルズは全体の傾向は示すけど、機械的なわずかな価格の歪みなんてファンダメンタルズと何の関係もないからね。人間の手の中にある時代なら針小棒大と笑っていられたけど、コンピュータの時代では針が山を崩すようなことがあるのかもしれない。
さらには自己学習するAIの進歩も驚くべきものがあるから、そんなものが次々と組み込まれたらあらゆる情報を拾い出し、歪みを突くだけでなく、人智を越えた思いもかけない判断をすることもあるのかもしれない。

ai.jpg

実際、英グーグル・ディープマインドが開発した囲碁AI「アルファ碁」は思いもかけぬ手も打って、囲碁のトップ棋士を圧倒してしまったし、なお、進歩を続けているのだからね。
人類が何千年もかけて見出してきたことをあっという間に渉猟し、さらにあらゆる可能性も試し、つぶし、最良の可能性を見出していくような人工知能にとって、株なんぞは社会や人間の欲望の貪欲な道具、集積でもあろうから、まさに地球上のあらゆる情報、妄想やつぶやきだって拾い出し、どのようにうごめき、リンクするか…なんてゲームのように嬉々としててやりそうだなあ。
まあ、AIには感情はありませんが(と思うけど)。
ラブレーは「学問(良心)のない知識は心を荒らす(滅ぼす)」と言ったけど、自動取引って考えることさえ放棄し、AIに委ねてしまっている。大丈夫か。
人類は言葉を得てヒトへと進化し、名前をもって絆、心を得たけど、AIはヒトを記号としてしか認識しないからなあ。
なに、いつもの経済音痴の妄想です。
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テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント
この記事へのコメント
AIと株
>人類が何千年もかけて見出してきたことをあっという間に渉猟し、さらにあらゆる可能性も試し、つぶし、最良の可能性を見出していくような人工知能にとって、株なんぞは社会や人間の欲望の貪欲な道具、集積でもあろうから・・・

〇記事、拝見しました。
 Aiが株の変動も予測できるとなると、世の中、変わりますね。
 それができるのか、興味深いところです。
 草々
2018/03/09(金) 09:09:23 | URL | レインボー #-[ 編集]
株価の乱高下と自動取引とAIとラブレー
こんにちは。
僕は基本的には科学の明るい未来を信じる者ですが、社会や人間の欲望の奥底まで拾い上げてしまうようなことにはちょっとネガティブになってしまいます。妄想は自由でなんでもできますが、やはり妄想に留めおくものはそのままに止めおくものとしたほうがいいと思います。

2018/03/09(金) 10:38:37 | URL | クプクプ #-[ 編集]
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