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理系・文系を重ねて見る光景は
メトロポリタン美術館 バルテュスの災難
【AFP=時事】米ニューヨークのメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)に展示されている仏巨匠バルテュス(Balthus)の作品「夢見るテレーズ(Therese Dreaming)」が「いかがわしい」として、作品の撤去もしくは説明を付しての展示を求める嘆願運動が行われており、5日までに9000人以上が署名した。「夢見るテレーズ」はバルテュスの1938年の作品で、片足を椅子に持ち上げ、スカートが太ももまでめくれ下着が見える姿勢で座る少女が描かれている。
しかし映画界の大物ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏によるセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑をきっかけに国内で著名人の性的不品行に対する非難が高まっていることもあり、同作品を展示するのは不適切だとする声が高まっていた。

海外では日本の児童ポルノを批判が強いというものの、芸術にはもっと寛容だと思っていたけど、やはり少女というの難しくしたのだろうか。

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もっとも僕もバルテュスという名前を知ったのはアダルトアニメ「バルテュス ティアの輝き」だから、まあ、ちょっとあれですけど。
といっても未見なんですけどね。
バルテュスという名前に引っ掛かったのだ。
調べるとそのいっぷう変わったバルテュスというのは画家の名前であった。
おそらく「バルテュス ティアの輝き」はなにかの隠喩をこめたのかもしれないけど(ラピュタのロボット兵みたいでしょう?)、バルテュス自身はたしかに多くの少女を描いてはいるけど、「ロリータ」のナボコフなどにも興味はなかったらしい。
もっとも夫人は日本女性なので日本人の感性に近いところもあるかもしれない。
しかし、今の世の中、すでに評価の高い芸術作品も排撃の対象にさらされてしまうのだなあ。
もっともメトロポリタン美術館は作品の撤去や解説文の修正を行う予定はないという。

「芸術家」はかならずしも他人のためになること、他人を歓ばせることをするわけではない。ときには他人が眼を背けたくなるものさえ創る。他者を歓ばすために「芸術」という訳の分からないものと格闘しているわけではない。(鷲田清一 哲学者)。
時代とも格闘せねばならんのだなあ。
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