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理系・文系を重ねて見る光景は
「奥様は、取り扱い注意」危険を孕まぬ人生は、生きるに値しない
日テレ「奥様は、取り扱い注意」が始まった時、あ、これは映画「Mr.&Mrs. スミス」(ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー)かなとも思ったのだが、週を重ねるごとにその気配が強くなり、最後は見事な二人の対決アクションとなった。
まあ、旦那が西島秀俊であれば平凡な旦那であるはずがない!?
しかし、ひとめぼれの理由が実は「スリルをもたらしてくれる男」だったとは実によくできた脚本。
謎の男玉山鉄二との邂逅のシーンでも以前の知り合いかとも思わせたけど、やはりスリルを感じさせる男と女だったのであり、いわば負の一目ぼれ。
また変形の勧善懲悪ものかと思えば、そうでもなくアナーキーなスリルのもたらす開放感の雄叫びは最高の笑顔の「気持ちいい~」となって、綾瀬はるかの表情も突き抜けています。
「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子が機関銃を乱射したときのつぶやき「カイカーン」に通ずるもがありますね。
ラストもスリルと謎に満ちた終り方だけど、まあ、謎の男玉山鉄二も残っているし、続編も期待される展開でしょう。
3人それぞれの夫婦、家族関係、周りのエピソードも時代を切り取ったテーマを織り込んで面白かったなあ。
「奥様は、取り扱い注意」はもう終ってしまって残念だけど、綾瀬はるかはNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」でも激しいアクションで、ダークな世界をまだまだ突き抜けていきますからね。

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しかし、こんなことはドラマ・映画や小説だけの世界かというと、そうでもなく…
そんな人生を描き出したのが「激しく、速やかな死」(佐藤亜紀)。
本の紹介文には「危険を孕まぬ人生は、生きるに値しない。サド侯爵、タレイラン、メッテルニヒ夫人、ボードレールetc.―歴史の波涛に消えた思考の煌きを華麗な筆で描き出した傑作短編集」とあるからなあ。
危険を孕まぬ人生は、生きるに値しない。そんな瞬間を求めるときもあるけれど、まあ、凡人にはできない生き方。
だって、愛する夫から銃口を向けられて「何というスリル。やっぱりこの人を愛してる」だからなあ。
そんな瞬間を求める続ける男と女のひと時の平和と癒し、その裏の激しい愛の官能的な物語。
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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