理系・文系を重ねて見る光景は
格言に学ぶ 国家・社会
数々のピンチを逃れてきた稲田防衛相もPKO(国連平和維持活動)の日報、隠蔽を図ったという疑惑はさすがにもう難しいだろうなあ。そのたびに緊張感を持って職務に邁進すると言った口から、緩さ満開な不祥事が続き、ついには隠蔽が疑われるとは。
まあ、僕なんかも想像がつかないけど、日々、生死をかけている実力組織の最高責任者がどうあるべきかということがわかっていなかったのだろう。
安倍首相も一度、失敗してよくわかっているはずなのに、やはり失敗を人間は繰り返すのだなあ。
村上誠一郎元行政担当相は安倍晋三首相の人事について、「お友達か、稲田(朋美防衛相)さんとか高市(早苗総務相)さんのように同じ思想を持っているか、イエスマンかの3パターンしかない」と批判したけど、長く続くと少しずつ、そういう傾向になっていき、気づけば、周りはそんな人たちと忖度ばかりになっていたというような。
森友問題の籠池さんが典型だけどそういう人たちのほうがなすべきことの足を引っ張り、政策の実現を遠ざけ、むしろ、そこから離れているような人たち(岸田外相や谷垣元幹事長、高村自民党副総裁など)が実は誠実に支えてくれていたりする(まあ、ほんとうに魑魅魍魎みたいなところもあるかもしれないけど)。
まさに諺にある通り、悪友は汝を地獄に誘い、無知な友ほど危険なものはない。

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まあ、失敗や歴史に学ぶことの大切さは誰でも思うけど、それでも人は繰り返すのは、かの哲人ソクラテスの言う通り、「どの時代も旧い誤りを正して、新しい誤りを作っている」のか。
また、ゴルドンは「政府の中で暴民の政府は最も残忍、軍人の政府は最も冗費多く、法律家の政府は最も煩累である」と言ったけど、それでもいちばんましなような法律家の政府も煩累だけでなく「腐敗した社会には数多の法律あり」(ジョンソン)、「法律多ければ犯す者多し」(英俚諺)というからなあ。
一つの嘘を隠すために二十の嘘が必要だというのもありますね(ホープ)。

さあ、今日明日と国会の閉会中審査が始まり、丁寧で嘘のない説明が求められるけど、はたして、「真実は万事を平易にす。真実は安静な心を持つ」(シェークスピア)、「誠実は最良の方便なり」(ワシントン)となりますか。
まあ、どんな形になっても粒粒辛苦。
ということで、最後はホーレスの言葉で。
「愚かな人たちは一つの極端から解放されると、その反対のいっそう悪質な極端に走ろうとする」
全ての人間の業のような気もする。
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コメント
この記事へのコメント
2年前の、こんな記事を思い出してしまいましたよ。
なんだかなぁ。
https://dot.asahi.com/wa/2015081900059.html
2017/07/25(火) 23:14:20 | URL | 青梗菜 #De6CjWPI[ 編集]
格言に学ぶ 国家・社会
こんばんは。

PKO活動に限らず、災害派遣も生死をかけるような厳しいものにちがいなく、それにふさわしい国家・社会・政治でないと不信を招きかねないと心配になります。そんなに立派でなくても、せめて誠実さがないと信頼が揺らぎます。


2017/07/26(水) 00:00:49 | URL | クプクプ #-[ 編集]
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