理系・文系を重ねて見る光景は
元号ミステリー 元号鳴門の謎
少し前だけど、「マツコの知らない世界」で「冷やし中華」をやっていましたね。
でも「なぜ夏だけなのか」という、あの疑問はずいぶん昔からあって、かつては有名人が多く参加した「冷やし中華愛好会」というのまであって、けっこう盛り上がって議論も尽くされていたはずなんだけどなあ。
だから、かの人のフォロワーが一人とはびっくりした。いつの間のそんなに関心が薄れてしまったのか。
といっても夏には必ずあり、コンビニにもある王道の定番商品。
人の口に上らないというだけで、だからこそ、時々こういう人が出てくるのだろう。

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僕は筒井さんのファンクラブに入会していたことがあり、まさに筒井ブームの絶頂期で、筒井さんを囲む会があった折にはサインもしてもらえたりするから、近くで開催されたとき「欠陥大百科」の単行本を持っていった。
その「欠陥大百科」には名の通りに欠陥があって、奥付の刷数の日付に誤植があり、数年も先の日付になっていた。
未来の発行年月日である。しかもその未来の日付は刻々と近づいており、その日を越せばもう見ただけではわからなくなる。
僕はいつでも証明出来るように、サインしてもらう時、日付もと勇気をもってお願いした。
筒井さんはすこし怪訝な表情で、でもすぐ納得がいったようにサインを入れてくれた。
なんと大いに気を利かせてくれて、鳴門元号で入れてくれたのだ。
筒井さんは冷やし中華愛好会の中心会員で、初代会長 山下洋輔から 二代目会長を引き継ぎ、会の創立とともに定められた元号も「冷中」の時から「鳴門」の時代になっていたのだ。
もう、当時の「冷やし中華愛好会」の会員やファンじゃないとわからない。
いや、当時の会員やファンでも鳴門元号に改元されていたなんて知らない人も多いだろう。
実際、僕もサインを見て「ああ、そうなのか」と思ったくらいなのだ。
普通の人では誰も分からない。
麗しき、鳴門二年一月二十二日のこと、昭和53年、西暦1978年のことだった。
ちなみに奥付の年月日は1970年5月10日初版発行、1979年5月15日9刷発行。
鳴門元号入りのサイン本を持っているのはおそらく僕だけに違いないぞ、あはは。
画像がその筒井康隆鳴門元号入りサイン本。
もし、新元号が「鳴門」になったら、このサイン本、すごいことになるかも。
はるか未来、この本の年号は時空を越えた永遠の謎として研究者を悩ませるのだ。
真相はこんなものと解き明かす者があれば、冷やし中華マニアか筒井マニアだろうか。
王道の研究だけでは絶対見えて来ず、多くの謎は意外にこんなところにあるのかもしれない。
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テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント
この記事へのコメント
冷やし中華愛好会ありましたね
入会してらしてたんですね〜
山下さんが書いていたのか平岡正明だったか、その辺のことを書いてましたね
あの頃世の中ををちょっといじって面白がって遊んでましたね

2017/09/16(土) 13:38:30 | URL | carmenc #-[ 編集]
中華愛好会
冷やし中華愛好会には入っていませんが、筒井さんのファンクラブに入っていましたからね。
囲む会に行くと筒井さんの友人の中村誠一さんや坂田明さんもいらっしゃったりしました。
ネットもなかったので妙に窮屈にもならず自由だったも。


2017/09/16(土) 15:16:51 | URL | クプクプ #-[ 編集]
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