理系・文系を重ねて見る光景は
ブラタモリ、名古屋に来る
タレントのタモリさんが全国各地を巡るNHKの人気番組「ブラタモリ」で10、17日の2回にわたって名古屋編が放送されましたね。
タモリはかつて名古屋を笑いのネタにしたこともあって、名古屋編が決まると放送前から東海地方では新聞などでもずいぶん話題になっていた。
また全国主要8都市の中で「行きたくない街ナンバーワン」となった名古屋市では番組を“汚名”返上のきっかけにしようと、PRに力を入れていたとはいえ「歴史的和解」などとは少しあおりすぎ。
もっともタモリはそんなわだかまりはみじんも感じさせず、いつも通り楽しく案内されていた。
しかし、名古屋城は大きかったんだね。石垣の違いも、その謂れも初めて知ったけど、全国の多くの視聴者はなぜここまで来て天守閣に登らないのかとも思ったのではないかなあ。
実は放送でも言ってはいたけど、あの天守閣は空襲で焼け落ち、鉄筋コンクリートで復元されたものなのだ。
木造復元を狙う河村名古屋市長としては願ったりのタイミングだったかもしれない。
でも、タモリがネタにしたものって、名古屋もそうだけどほとんど印象とかひらめきであって、おそらく他意はない。

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僕のよく覚えているのは「四季の歌」批判ネタというのがあって、これには「四季の歌」を好きな女性対する考察というものも書かれていて、まあ、見事にコテンパン。
たしかにいささか気恥ずかしい歌詞ではあるので、思わず茶々を入れたくもなり、「若い根っこの会」の匂いがすると言われれば、実態もよく知らないけど、なるほどと思うような見事に本質を突くがごとくなセンスであり、そう、ごとくであって実際は他意はなく(だから始末が悪いともいえるけど)印象、イメージの連想に過ぎない。
と同調しながらも、ややどぎまぎもしてしまうのは「四季の歌」にすこし寄っている自分もいるからかもしれないけど。

でもまあ、自虐的になりすぎでしょう。名古屋は家康が天下を見据えて作った街なのだ。
わが岐阜県などは「岐阜は名古屋の植民地」なる本なども出ていて、なんだろうなあ、これって。
岐阜もまた、信長が命名したという街なんだけどなあ。
さて、「ブラタモリ」、岐阜はいつになるのだろう。
岐阜市より、高山や白川郷あたりになってしまうか。
信長の居城たる岐阜城のある金華山も天領だった故の照葉樹が守られ、またその固いチャート構造を利用して金華山内部には日本初の大規模地下空洞式配水池もあって、けっこう楽しいと思うぞ。
「ブラタモリ」は地理・地質の重要性の理解を深めたと日本地質学会から表彰されたけど、その日本地質学会が去年、全47都道府県で初となる県の石を定めていてもいる。
県の石は岩石・鉱物・化石のなかからそれぞれに3つ選ぶという実にマニアックなもので、ちなみ岐阜県はチャート(木曽川(鵜沼-坂祝),飛水峡,金華山)、鉱物はヘデン輝石(神岡鉱山)、化石はペルム紀化石群(大垣市赤坂金生山)と来た。
よほど、「ブラタモリ」にがんばってもらわないと。
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テーマ:史跡 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント
この記事へのコメント
ブラタモリ
こんにちは。

ブラタモリいい企画ですよね。タモリという人は無理矢理笑いを作らせるより、ああいう位置づけに置いておいた方が面白い希有な人だと思います。最初っからダウンタウンとかに勝てるわけも無い。その観点から惜しいなと思うのが「ヨルタモリ」の終了です。あれ良かったのになあ。ご覧になったかどうか「ラークのテーマ」なんか最高でした。宮沢りえさんもまた良くて。
2017/07/05(水) 15:49:58 | URL | のほすけ #-[ 編集]
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