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「第7大陸ジーランディア」水没の謎 
オーストラリアの東側の海底には、地球で7番目の大陸「ジーランディア」が沈んでいる。その誕生や水没の経緯は長く不明だったが、地球深部探査船「ちきゅう」による調査が1月に正式決定。2020年に海底を掘削し謎の解明に挑む。
ジーランディアは1990年代の観測衛星による海底地形調査で存在が確認された。面積はオーストラリア大陸の約6割に当たる約490万平方キロに及び、世界最大の島グリーンランドの2倍を超える広大な水没大陸だ。海面より上にあるのは面積の約6%だけで、大半をニュージーランドが占める。海底に沈んではいるが大陸だ。地球の表面を覆っている地殻には、厚さが約6キロの海洋性の地殻と、30~40キロと厚い大陸性の地殻がある。ジーランディアの地殻は約20キロで、大陸性と見なされる。大陸性にしか含まれない花崗(かこう)岩や変成岩が見つかっていることも根拠だ。3億年前の地球では超大陸「パンゲア」が唯一の陸地だった。2億年前に分裂が始まり、現在の6大陸ができた。ジーランディアはオーストラリアの東側部分だったが、約8千万年前に分裂して誕生。約2千万年前にほぼ全域が水没したことが、これまでの研究で分かっている。(産経新聞 5/28)

Pangaea_continents_ja_svg.png

ジーランディア水没の謎の解明も楽しみですが、そもそも超大陸「パンゲア」が唯一の陸地で、分裂して現在の6大陸になったのはほんとうなのかという謎もあるのだけど、証明するとされるのがプレートテクトニクス理論。
といっても僕のような素人にはなかなかわからず、ずっと疑いは晴れなかったのだが、ストンと腑に落ちたのが、まったく畑ちがいの淡水魚の研究。
淡水魚は各大陸に分布するが、海を渡ることができないのに、どうしてこれほど 広がったのか謎だったのだが、約1万2千種類に及ぶ淡水魚のうち3分の2を占めるコイやナマズなどの仲間は、 約2億5千万年前に唯一存在した超大陸パンゲアで誕生した淡水魚が祖先だったとする研究成果を東京大大気海洋研究所と千葉県立中央博物館などのチームが 発表したのだ。
おおっ、パンゲア。なるほど、それならよく分かりますね。
いちばん合理的な推論から求めることも可能だったのだ。
思いつかなかったなあ、パンゲアとは。
タネを明かせば簡単でもラムネのビー玉みたいに形そのものを見てしまうと、形に囚われてなかなか謎に辿りつかなかったりしますね。
ジーランディア水没の謎も意外なところにあるのかもしれないぞ。
また、再噴火の始まった西ノ島は大陸性の安山岩を噴出しているらしいから、もしかしたら僕たちはパンげア以来の新たな大陸の誕生を目撃しているのかも。しかし新大陸丸ごと日本ですよ。
武力の行使なしで新たの領土の獲得って奇跡ですからね。
まあ、そんなことになればやはり水没するところ、海流の変化、気候の大変動など想像もつきませんがおそらく人類史を越えたはるか未来の物語。
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テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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