理系・文系を重ねて見る光景は
共謀罪法案の妄想・現実・幻想
政府は21日、組織犯罪処罰法改正案を閣議決定した。犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の新設を目指すが、戦前・戦中の治安維持法による監視社会を招きかねないとして、表現活動に携わる人たちが反対の声を上げている。兵庫県内では77年前、同法違反容疑で文学青年らが逮捕された「神戸詩人事件」が発生。事件に詳しい詩人季村(きむら)敏夫さん(68)=神戸市垂水区=は「権力による表現の自由への介入を許す危険性がある」と警鐘を鳴らす。(神戸新聞NEXT 3/21)

まあ、まさかとも思いますが、文学青年、理系少年、妄想オタクなどは頭の中ではとんでもないことを考えたりしますからね。
仲間が集えばさらに妄想は深まり、文学青年、理系少年、妄想オタクの別種まで結集すれば、理論的、緻密な妄想にもなりえて、たしかにここに扇動者でも登場すれば危ないことにもなるかもしれない。
たった一人でも兼ね備え、自己完結させる人だっているかもしれない。
「神戸詩人事件」のことはよくわからないけど、詩を嗜むような文学青年だからなあ。
人間の根源に潜むものを文学で表現しようとする人たちと社会の実相で捉えようとする人たち…、ううむ、よくわからん。
ただ、これら人間の根源に潜むものはもちろん、取り締まる側にもあって、ささやかな妄想が恐るべき妄想に見えてしまう、あるいは職業柄、見ようとしてしまう傾向もあるだろうから、やはり人はそれを身に染みて知っておくべきなのでしょう。
ちなみに僕は子供の頃、電車の線路に耳を当てて音を聞いていたこと、傘の柄に2B弾を仕込んで発射実験を行なったこと、台風の時、風呂敷を広げて堤防を駆け降り飛んだこと、梵鐘を揺らそうと1日中念じたこと、地図帳で世界制覇を目論んだこと、天気図で超巨大台風を上陸させ日本列島を縦断させたこと、静電気発生器で金魚の蘇生を試みたこと、チャンバラ好きが高じて秘剣 位相微塵斬りを編み出したこと、砲丸投げの真似をして大石を投げ、便所の換気塔を壊したこと…などがありますが、大丈夫でしょうか。

tomitasabisinn.jpg

映画「さびしんぼう」のようなめぐり合い(チェーンの外れた自転車の少女を助ける)も繰り返し妄想したけど、そんなこと一度も起こらなかった。
ほとんどの妄想は「おーい、さびしんぼう」って呼びかけているだけかもしれない。
さて、こんな純朴なる夢は終り、エンディングの「別れの曲」流れ始めたとき、突如、公安警察が踏み込んでくる。
青春の夢と恋、その遥かなる郷愁と幻想に襲いかかる公安警察の魔の手。「さびしんぼう」は砕け散ってしまうのか。
愛と幻想とその破壊と希望を描く純愛サスペンス巨編「さびしんぼうに触れるな」いよいよ近日公開…なんて妄想がまた始まり、妄想を信じた連中がほんとうに映画化を進めたり、いよいよ現実と幻想は虚実入り乱れ迷宮に入り込む。
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