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理系・文系を重ねて見る光景は
訃報 田中邦衛 健さん、邦さんの巴里凸凹珍道中
テレビドラマ「北の国から」や映画「若大将」シリーズなどで活躍した個性派俳優の田中邦衛(たなか・くにえ)さんが3月24日、老衰で亡くなった。88歳だった。告別式は近親者で済ませた。岐阜県出身。1955年、俳優座養成所に3度目の挑戦で合格。57年の今井正監督の映画「純愛物語」でデビューした。61年に始まった加山雄三さん主演の「若大将」シリーズでは主人公のライバル「青大将」役で出演。アクは強いが失敗ばかりの憎めない役を好演し、主人公に匹敵する人気を得た。(読売新聞)

名バイプレーヤーとも呼ぶべき人だったと思うけど、やはり「北の国から」の黒板五郎のイメージが強いのだろう。訃報も異例なほどの大きな扱いで、さっそく追悼の「北の国から'87初恋」も放送された。出身はわが岐阜県なのだけど、すっかり北海道富良野のイメージとなってしまっている。独特の口調はずいぶんものモノマネもされて、どうだったのだろうなあ。実際、朴訥な感じはあのままだったらしく、バラエティなどの出演もほとんどなかったら知る由もないけど、やはり無口で知られる高倉健さんとは「網走番外地」に始まり「駅」「居酒屋兆治」などの共演も多く、お互い、尊敬し気心の知れた存在だったという。
映画「夜叉」で健さんと共演した折には、やはり出演していたビートたけしに「俺たち漫才師や芸人は役者も出来るけど、役者は漫才でも出来るのか」と問われ、健さんは田中邦衛さんに声をかけたという。二人とも無口なので笑い話で終わったらしいけど、相方に田中邦衛を選んだというのは案外本気だったというような気もする。どちらもまじめな人だからね。

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映画「若大将シリーズ」から

漫才はともかく、「渥美清さんが演じた寅さんのような“テキ屋”が、今の日本では生きづらくなってきた。そんな窮屈な日本を飛び出した男がヨーロッパに渡り、パリで新たな出会いを経験するという物語」で「オッチョコチョイでお調子者の田中邦衛さんと、真面目で頑固なテキ屋の高倉さんのふたりが、“弥次さん喜多さん”のようにパリで日本人観光客を騙そうと珍騒動を起こす…」のような話もあったという。ちょっと「若大将」シリーズの青大将役なんかも思い浮かべちゃうけど、健さん、邦さんの凸凹コンビ、最高じゃないですか。
この情報を聞いた記者は事務所に確認を求めると、すぐさま電話があった。
「高倉です。(事務所に)ご連絡いただいたように、新作映画で邦ちゃんとパリで共演したいという話は事実です。でも実は邦ちゃんはいま、体調があまり良くないんです。この共演の話が報じられてしまうと、彼が無用なプレッシャーを感じてしまうのではないかと心配しています。自分としても心苦しいですし、記事にするときは、邦ちゃんの名前だけは出さないでもらえないでしょうか」
どこまでもまじめで気遣いの二人なのだった。映画「居酒屋兆治」のなかでも親友を演じている。

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キャスティングでは主演・ヒロインを除いてほぼ二番手なのにポスターなどではあまり使われない。「バカ言え、俺の顔なんか使って誰が見るんだ」ってな感じが。

漫才も面白かったのではないか。
高倉 「高倉です」(実直に)
田中 「五郎です」(照れながら)
高倉 「…」
田中 「…」
高倉 「純です」
田中 「…」
高倉 「蛍がいいですか?」
田中 「知らねえよ」
と、さっぱりかみ合わず言葉が出てこない二人なのだが、さすがに名優同志、大いに受けるのでありました(妄想です)。
健さんも亡くなってしまったけど、あちらでは映画企画も持ち上がり、二人で盛り上がっているかもしれない。
岐阜出身の俳優と言えば今では綾野剛、伊藤英明とイケメン俳優となってかっこいいけど、やはり田中邦衛さんだな。
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テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

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