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理系・文系を重ねて見る光景は
安倍首相 靖国参拝
菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社参拝を説明するため、在外の日本大使館に対し、参拝に関する首相談話を翻訳して各国に説明するよう指示したことを明らかにした。菅氏は「戦争の惨禍に苦しむことがない時代をつくる決意を込め、不戦の誓いを行うための参拝だった」と強調した。(毎日新聞)

靖国参拝してしまったか。
安倍首相は任期中に参拝できなかったことは痛恨の極みと言っていたからなあ。
中国、韓国はともかく?米国、EUなど国際世論が日本になびく中で強行する意味はあるのだろうか。
国益より個人の想いが勝ってしまうのは首相の立場ではどうなのかなあ。
国家のアイデンティティを確認することはひところ流行った「自分探し」にも通じますね。

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以前に佐々木毅 学習院大教授が「若者よ、『自分探し』をするな」と自分探しを批判的に書いていて、あまり「自分探し」に過ぎると、著者の言うように「人間はどこかズレた存在でしかありえず、筋を通そうとすると自己の多様性を失い、強引に別の自分を引っ張り出そうとする」。
いいかげんさを担保する精神の柔軟さが必要で、さらに「人間は千差万別です。心に潜む醜怪な物を知ると同時に、自分の卑俗さや日常の雑駁さとも向き合うことが、自分探しの免疫となるでしょう」と。

他の国が貪欲なまでに「自分探し」をしようとも、ここは大きくかまえていいのではないでしょうか。
先人たちの築いた日本は美しく多くの人が支持しているのだから。

【映画チラシ】東京裁判・小林正樹//邦・タナ
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