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理系・文系を重ねて見る光景は
名を惜しむか 明智光秀
自民党の石原伸晃幹事長は重荷を抱えたまま総裁選に出馬することになった。谷垣禎一総裁を出馬断念に追い込んだだけに「平成の明智光秀」との批判がつきまとっているからだ。知名度の高さと党内からの幅広い支持から有力候補との見方に変わりはないが、森喜朗元首相ら党重鎮との距離の近さも「古い自民党」という負のイメージを連想させてしまいかねない。(産経新聞)

まあ、岐阜県人といってもとりわけ光秀びいきということもないけど、「平成の明智光秀」という言い方には明らかに主君に弓を引いた謀反人という意味を持つ。
謀反人、3日天下と歴史に悪評を残してしまったけど、かたや光秀の謀反・心情を汲む人も多いのは、大河ドラマなどでも描かれるとおり。
主君信長は天才でもあるけれど、非情ですからね。

一方の自民党。
まあ、いろいろあるけど、光秀があれこれ言われるのはどうかなあって。

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光秀の才覚は誰もが知るところだけど、城作りにおいても造詣が深かった。
同じく建築に造詣が深かったローマ皇帝ハドリアヌス(テルマエロマエを見てね)は、名君とも暴君とも言われたけど、五賢帝の一人として名を残した。
名を惜しんだろう光秀、平成の明智光秀と使われては悔しいに違いない。

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発売日:2012/07 価格 1,995円 (税込)

戦国時代に築城、あるいは破棄された城を国ごとに分けて紹介。小さな城も数多く取り上げ、その数はおよそ900にものぼる大事典。
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