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理系・文系を重ねて見る光景は
日本人はヘミングウェイ好き、というか辞典好き
ヘミングウェイって今も読まれるのだろうか。
昔は夏の課題図書で「老人と海」があったりしたけど。
しかし、ヘミングウェイだけで事典が編まれてしまうのはすごい。
これだけのヘミングウェイの事典は母国アメリカにもないらしいからね。
没後50年あわせて作られたということだけど、どれだけ日本人、ヘミングウェイ好きなんだよ。
というか、日本って辞典、辞書、図鑑大国なのではないだろうか。
それぞれの分野、研究領域とは思えぬものまでマニアがいて、収集、調べつくすのだ。
蝶のアマチュア研究家小岩屋敏「世界のゼフィルス大図鑑」(48300円)などは世界のミドリシジミチョウを網羅し、幼虫や卵、生態まで含めて、さまざまな知見を集め、そのため数十年間、著者はアジアの奥地を渉猟して回ったという超労作が象徴するように
昆虫の博物学において日本のアマチュアの水準はきわめて高いらしく、よく知られるマニアも北杜夫、岸田森、養老孟司、宮崎駿と多士済々、まあ、みんな変わり者ふうだけど。
三浦しおんの小説「舟を編む」も国語辞典作りの物語だけど、驚くべき労力と時間と奇特な?人々の賜物なのだよ、辞典は。

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ヘミングウェイ大事典 価格 26,250円

魂をゆさぶる文学。伝説的なライフスタイル。今尚人気が高いヘミングウェイのすべてを網羅。最新の研究成果を踏まえた日本初の大事典。公共・大学図書館必備。

僕の好きな作家筒井康隆も事典好きらしく?、ビアスの「悪魔の辞典」をパロって「欠陥大百科」や「乱調文学大辞典」を書いたし、その筒井ファンに至っては筒井康隆大事典」なるものまで作っている。
まあ、他にも荒俣宏の世界大博物図鑑(高くて途中で諦めた)、ボルヘスの「幻獣辞典」というのも買ったし、前にも紹介した山田風太郎の「人間臨終図鑑」もそうかなあ。
森伸之「東京女子高制服図鑑」もあったりしますが。

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まったくマニアって奴は子供のように図鑑好きが治りません。

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女優のマーゴ・ヘミングウェイ、マリエル・ヘミングウェイは孫娘で好きだったけど、マーゴ・ヘミングウェイも祖父ヘミングウェイと同様に自殺してしまった。同じ日だったという。
画像はマリエル・ヘミングウェイ主演「マイ・ライバル」。
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コメント
この記事へのコメント
ヘミングウェイのあの乾いた、突き放したような文体はとても好きです。v-365
2018/09/28(金) 08:44:18 | URL | ピオの父ちゃん #-[ 編集]
日本人はヘミングウェイ好き
映画好きなのでヘミングウェイも「誰がために鐘は鳴る」など映画から知ったかもしれない。僕は「陽はまた昇る」を角川文庫 及川進訳版を買ったけど、あれって他の文庫ではすべて「日はまた昇る」ってなってるみたいですね。たしかに復活や再生を意味するのではなく、変わらぬ生活のやるせなさを表すのなら「日はまた昇る」なのかなあ。
2018/09/28(金) 10:42:15 | URL | クプクプ #-[ 編集]
夏休みに老人と海を読んだけど
よく分からなかったという記憶
イングリッドバーグマンが出ていた映画は「武器よさらば」だったかを見てから本を読んだような…

ずっと年月を経てから今村さんから電話をもらって話したことがあります
もっとちゃんと読むべきだったなあと思いますがもう最近はその気力が出て来ません


2018/10/28(日) 12:31:01 | URL | carmenc #-[ 編集]
ヘミングウェイ、庄司薫
こんにちは。

> ずっと年月を経てから今村さんから電話をもらって話したことがあります
> もっとちゃんと読むべきだったなあと思いますがもう最近はその気力が出て来ません

今村さんてヘミングウェイ大事典編著者の今村楯夫さんですか。すごいなあ。学生のころは読む本もドストエフスキーとかちょっと無理しちゃうところがあって(僕にとってはですが)、挫折が多いです。今は同じく気が失せています。
福田章二作品はたぶん「喪失」ですね。すでに薫くんシリーズの文体に近かったらしいです。あの文体、癖になるところがあってときどきひょこって出てきたりします。
2018/10/28(日) 12:57:43 | URL | クプクプ #-[ 編集]
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