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理系・文系を重ねて見る光景は
重さ・質量を与える粘性の海とは…ヒッグス粒子、またはダークマター
巨大な加速器を使った日米欧による実験で、未知の素粒子「ヒッグス粒子」の存在がほぼ確実になった。
ヒッグス粒子は神の粒子とも呼ばれ、物質に「重さ」をもたらし、物質や宇宙の成り立ちに迫る発見ともされるけど、SF好きの文系には実はさっぱり分からない。

宇宙は約137億年前、ビッグバンと呼ばれる火の玉状態で誕生した。このとき、すべての素粒子は質量がゼロで、真空中を何の抵抗も受けずに光速で自由に動いていた。その10兆分の1秒後、宇宙が冷えて真空の性質ががらりと変わり、陰に潜んでいたヒッグス粒子が真空を埋め尽くすように現れ、素粒子は粘り気のある「ヒッグス粒子の海」にどっぷりと漬かる状態になった。(産経新聞)

なぜビッグバンがあり、なぜ10兆分の1秒後なのかさっぱりわからず、宇宙は真空でありながらダークマターたる粘性の海に埋め尽くされているとは。
uramibushi.jpg
やっぱり、SF的・文学的にはダークマターは負の感情ということで。
意識なり感情というなら個々人それぞれに無限に広がり、それはまた負の感情でなくても善意でも好意でもいいのだけど、まとわりつき、重くなるというなら負の感情にふさわしい。

花よ 綺麗とおだてられ 咲いてみせれば すぐ散らされる
馬鹿な 馬鹿な 馬鹿な女の 怨み節
定め 悲しと諦めて 泣きを見せれば また泣かされる
女 女 女なみだの 怨み節…

とは、梶芽衣子怨み節だけど、これだけでもじゅうぶんに宇宙は恨みの粘性に満たされ、気分も体にもどんよりと質量、重さを与えます。

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コメント
この記事へのコメント
クプクプさん
はじめまして。ST Rockerと申します。
ヒッグス粒子やビッグバンの描写素晴らしいです。
この領域はもはや哲学的というか文学的な気がします。
僕もヒッグス粒子について先日書きました。
よろしくお願いします。
2012/07/16(月) 16:05:31 | URL | ST Rocker #GK7sQxxU[ 編集]
こんにちは
こんにちは。
僕は文系のSF、理系好きなので、根拠のない妄想系です。
理系・技術系とは羨ましい。
ビートルズの新しい解析のページも拝見しました。
僕もビートルズ書いたことあるけど、単なるこぼれ話。
こちらこそ、よろしくお願いします。
2012/07/16(月) 20:03:09 | URL | クプクプ #-[ 編集]
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