FC2ブログ
理系・文系を重ねて見る光景は
百科全書派のすすめ!?
小・中学生のころは田舎の地域性もあり、近くの友人たち、あるいは親戚の同世代の従兄弟たちも結構優秀で、いつのまにか斜に構えるような癖がついた。
以前に書いた「男子の妄想」は最後の部分を除けは本当にあったことだ。

男子の妄想(再掲)

あれは中学生の時だった。
僕には特に親しい友人が3人いて、ある日、クラスメートの女の子がその友人の一人K君と二人で話してるところに割って入ってきて、こう言った。
「あなたたち、いつも仲がいいけどいったい誰がいちばん頭がいいの」
唐突だったけど、気のいい僕たちは問われるままに「それはM君だね」と答えた。
彼は図抜けて成績も良くて実際、県内のいちばんの進学校にも進み、ストレートで某国立大学にも入った。
彼女は続けて聞いた。
「じゃあ、2番目にいいのは?」
僕は迷わず、目の前にいた友人のK君の名前を挙げた。
しかし、彼はもう一人の友人I君の名前を挙げた。
当然だろう、友人を差し置いて自分の名前を挙げるような奴じゃないのだ。
僕たちは無邪気に「いやそうだ」「そうじゃない」と言い合っていたのだが、彼女がじっと僕の方を見つめているのを見て、はっと気がついたのだった。
「じゃあ、4人の中でいちばん頭が悪いのはあなたなのね」
彼女はそう言っていた。言っていたのに違いない。
友人もいつか黙ってしまった。
もちろん、友人関係は壊れたりはしないけど、僕の心には鮮やかな傷を残した。
彼女は自尊心だけは強く、成績では友人たちにかなわない僕を優しく、そして冷ややかによりマニアな道に僕を誘ったのだ。

彼女はきれいで少し変わったところある子だった。
あれはきっと吉高由里子であったにちがいなく、放課後ぽつんと落ち込んでいた僕にぶっきらぼうに「どうしたの?」と声をかけてきた子は多部美華子で、休んでしまった僕に連絡帳を元気な顔で届けてくれたのは北乃きいだった。

傷ついた想い出も勝手なファンタジーに変えてしまう男子の妄想だけど、ちょっと彼女には感謝すべきかもしれない。

konnnosann.jpg

吉高由里子たちがまだ高校生の似合う頃書いたのだね。
しかし、マニア気質ではあるものの、僕は何でも飛びつくところがあり、映画や漫画、アニメ、ドラマや時代劇、SF、具体的には例えば筒井康隆が好きになると、友人だという山下洋輔が気になりだし、ジャズってなんだということになり興味の対象が広がっていく…。
まあ、でもたいていは中途半端に終わったり、挫折したりするのは結局、好きなものに多くは留まるのだろう。
そんな折り、知ったのがディドロなど百科全書派(あらゆるものを包括的に網羅し、諸科学等の全体を示そうとした)だった。
広く浅くてもいいんだ、そして時に合うものがあれば好きなように掘り下げればいいのだ。
ちょっと長くなったので次回に続きます。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック