理系・文系を重ねて見る光景は
蜘蛛は2500万トン 足元の小宇宙
【3月15日 AFP】全世界に生息するクモが食べている昆虫の量は、毎年4億〜8億トンに及んでいるとの研究結果が14日、発表された。これは人間が1年間に消費する肉と魚の総量に匹敵するという。 この種の分析としては世界初の今回の研究で、研究チームは過去の65件の研究のデータを使用し、地球上に合計2500万トンのクモが生息していると推定した。
研究チームは次に、クモが生きるために必要な食物の量はどのくらいかを考慮して、クモが捕食する昆虫などの無脊椎動物の年間総量を推算した。 科学誌サイエンス・オブ・ネイチャー(Science of Nature)に掲載された研究論文には「世界のクモ群集が捕食する獲物の量が年間4億〜8億トンに達することを、今回の推計は示唆している」と記されている。 この結果は、特に大半のクモの生息地である森林や草原で、クモが害虫や保菌生物を食い止めるのにどれほど大きな役割を担っているかを示している。

人間による肉と魚の年間消費量は約4億トン、クジラは年間2億8000万〜5億トン、海鳥は年間約7000万トンの餌を食べているというから人間も、いや、やはりクジラはすごいというか、まあ、海鳥も含めてよくわからん比較でもある。
しかし、地球上のクモが2500万トンですよ。蜘蛛にも大小はあるけれど、基本5グラム、大きくても10グラムにも満たないように思うから、もう何兆、何十兆匹もいるのだね。
総じてよく見かける昆虫ってこんな数のレベルでいるのだろうか。また、その捕食量が4億〜8億トンって。
捕食されるさらに小さな生物はもっと膨大で、地球のダイナミズムってすごいな。
地球の生態系はとても人間の知識では計り知れるものではないような気がします。

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先日はNHKで「足元の小宇宙~絵本作家と見つける生命のドラマ~」というのやっていて、雑草の素敵で凄まじい世界が見事に描かれていたけど、振り返りさえもされない雑草もきちんとした役割があって地球の生態系の礎となって支えているのだ。
しかし、まさに宇宙でも稀な、あるいは唯一の奇跡のような生命の横溢した地球であるなあ。
地球は宇宙をさまよう種子なる惑星なのだろうか。
ちょっと半村良「妖星伝」を思い出してしまった。
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