理系・文系を重ねて見る光景は
劇場版 SPEC〜結〜
先日は「劇場版 SPEC〜結〜」を前篇『漸ノ篇』、後篇『爻ノ篇』を連続放送をしていて、ようやく見た。
ドラマの『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』はずっと見ていて、断片的に1980年代頃のSFマンガ(樹魔・伝説 水樹和佳など)の影響があるなあと思っていた。
今ちょうどマンガの整理をしていて、懐かしいものは読み返したりもするのだけど、たまたま読んだのが柴田昌弘の「紅い牙・ブルー・ソネット」のシリーズ。
やあ、こちらであったか。古代超人類の血、超能力を受け継ぐ者。
それにしてもこのころは少女マンガもSFが華やかだった。『ぼくの地球を守って』『地球へ…』『那由多』など。
花の24年組の青池保子、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、木原敏江、山岸凉子などはじめ、少女マンガの黄金期。
僕はもともと少女マンガ派で「アタックNo.1」すら連載で読んでいた。

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マンガ雑誌も整理しているのだが、これも懐かしく読んでいると原作河村季里という名前も出てきます。
さすがにこの表紙はとも思うでしょうが、大和和紀や大島弓子もありましたからね。
しかし、「SPEC〜」の現代的魅力は当麻・瀬文の断片が飛散し集積するような不可思議な友情、愛情ですかな。
最後は「いただきました」と。
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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

運動会のエール交換
最近はよく早朝からけっこう遠くまでウオーキングをしているのだけど、先日は小学校から元気のいい声が聞こえてきて、運動会だった。
ここは岐阜市との境でもある尾崎小だからずいぶん歩いている。
運動会なら少し覗いていこう。まだ準備中だけどもうすぐ始まるころだ。
一学年2学級くらいだろうか。場所取りも余裕があってのんびりといい雰囲気だった。
しかし、校長先生の挨拶は今も長いなあ。市長の祝電まであるのは40周年の故か。
応援団長は白団、赤団ともに女の子で時代というべきだけど、応援団の感じというのは変わらないなあ。
エールの交換もあって、騎士団のトーナメント戦、もしくは関ヶ原の戦いのようでもある?
勝負はやはり正々堂々と、由緒正しく正統性も名乗らないとなあ。
意外となおも小学校から息づいているのだね。

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山裾を切り開いたところなのだが、小学校はそこそこ高い位置にあって山裾に向かっては彼岸花が彼岸花が咲き乱れている。
春の桜も狂おしいけど、彼岸花も秋の静かな狂おしさが漂います。

テーマ:小学校 - ジャンル:学校・教育

ラグビーの武士道シックスティーン
騎士道に並ぶものとすれば武士道。
少し前まで「日本のいちばん長い日」が公開されていたけど、陸軍の反対を押し切って太平洋戦争を終戦に導いた鈴木貫太郎首相の逸話が思い出されますね。
鈴木の首相就任後まもなく亡くなったルーズベルト大統領の訃報を知ると、同盟通信社の短波放送により、「今日、アメリカがわが国に対し優勢な戦いを展開しているのは亡き大統領の優れた指導があったからです。私は深い哀悼の意をアメリカ国民の悲しみに送るものであります。しかし、ルーズベルト氏の死によって、アメリカの日本に対する戦争継続の努力が変わるとは考えておりません。我々もまたあなた方アメリカ国民の覇権主義に対し今まで以上に強く戦います」という談話を世界へ発信した。同じ頃、ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーも敗北寸前だったが、ラジオ放送で対照的にルーズベルトを口汚く罵った。アメリカに亡命していたドイツ人作家トーマス・マンは鈴木のこの放送に深く感動し、英国BBCで「ドイツ国民の皆さん、東洋の国日本にはなお騎士道精神があり、人間の死への深い敬意と品位が確固として存する。鈴木首相の高らかな精神に比べ、あなたたちドイツ人は恥ずかしくないですか」と題して声明を発表し、鈴木の武士道精神を称賛、鈴木の言葉は戦時下の世界に感銘を与えた。(ウィキペディア<より)
まあ、騎士道、武士道精神が戦争の前に発揮されるのが一番ですが。
今はすべてが隙をついたり、法の不備をついたり、あるいは技術のみに頼ったりと、まあ、それも戦略だけど引き分けを狙わずにトライを目指すのはやはりラグビーは騎士道、武士道精神なのか。

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先日は映画「武士道シックスティーン」をやっていたのだけど、原作のいくつかのエピソードが省かれていたりするので、いささか二人の少女の溌剌さが欠けるところがあった。
原作と同じである必要は必ずしもないけれど、「表参道高校合唱部!」みたいな感じでテレビドラマ化してくれると嬉しいけれど。
あれは楽しかった。
待望の続編「武士道ジェネレーション」も発刊されたしね。

3歳から鍛錬を積んできた剣道エリートの香織は、とある大会で同学年の無名選手に負けたことが忘れられず、その選手を追って剣道の名門・東松学園に入学する。しかし再会した因縁の敵・早苗は、ほぼ実績ゼロ、剣道は楽しむのがモットーのお気楽少女だった!失望しながらも強引に引っ張っていこうとする香織の姿に、次第に早苗は引き込まれていく。勝つことしか考えてなかった香織と、父親の事業失敗という経験から勝負に対して否定的な早苗。全く接点のなかった二人が剣道を通して出会い、ぶつかりそして成長していく。

テーマ:邦画 - ジャンル:映画

ラグビーW杯 歴史的勝利の桜の勇者
イングランドで開催されている「ラグビーワールドカップ2015」、日本代表と世界ランク3位の南アフリカが対戦し、34-32で日本が勝利した。
ラグビー史上最大の大金星と大騒ぎとなっていますね。
といってもサッカーのように世界中で人気のあるスポーツではなく、ラグビーはイングランド発祥のスポーツでヨーロッパ、英連邦圏での人気にやや偏りますが。
またイギリスでは強豪校には名門校も多く、紳士のスポーツとも呼ばれますね。
一人はみんなのために、みんなは一人のために(One for all,all for one.) はテレビドラマ「スクールウォーズ」でよく語られたけど、あれも「三銃士」からだから騎士道精神、紳士のスポーツと言われるゆえんでもあるのでしょう。
まあ、「スクールウォーズ」は優秀、紳士の高校とはいえなかったけど、「三銃士」のダルタニアンも同じようなもので?生き方が騎士道なのだ。

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また昔はよくラグビーの試合で選手が倒れると、魔法の水?が入ったやかんが登場し、水をかければあら不思議、たちどころに選手は立ち上がり、走り始めたりしたものだけど、なにかと話題の森喜朗さんもこの単純というか、いい時代の人だからね。
何とかなるというか何とかしてしまえって思っちゃうんだろうなあ。いまはもう魔法の水はないのに。
僕の高校の母校は岐阜工業高校で県内ではラグビー強豪校で、体育の授業でもラグビーがあった。
ラグビーは格闘技でもあるからけっこう怖いんだけどね。
僕は偶然ボールを拾い、大男をかわしてトライしたことがあるけど、あれは授業で、実際の実力校のラグビー部の試合であれば、そういうことはまずなく、実力通りというか、まずあまり番狂わせのないスポーツなのだ。
桐谷美玲が吉田沙保里に勝つくらいの凄さという例えも決して間違いではないと思うぞ。
ところで、僕は先のとおり岐阜工業高校出身なのだが、大学は愛知大学文学部で、理系・技術系文学バカの原点はここにある…なんてね。

テーマ:ラグビー - ジャンル:スポーツ

理数俳句 我を知る 我こそのみの 素数かな
まあ、滅多に詠んだりはしないから好きというのでもないけど、俳句には興味があった。
最近は地元で縁のある鈴木しづ子さんという俳人についても調べていたから、久しぶりに一句、二句詠んだりもした。
でも、なかなか俳句の良し悪しが分からないのだね。
「極楽の日本語」にもあった「形而下の野や一面の曼珠沙華」のなにやらはったりの利いた句も気になるし、少し前にはこのブログでも披露した有名人名前川柳というのも作ったりするけど、邪道?だからなあ。

蒼井優 剛力彩芽 松たか子(あおいゆう ごうりきあやめ まつたかこ)

ね、声を上げて詠むと季語もあって(複数だけど)何気にいい感じじゃないですか。
ちなみに通釈は
破天荒のようであっても一途に真面目に生きていれば、美しい花が咲き力強い枝葉となるものだなあ。

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さて、今取り組んでいるのは現在再放送中の「デート〜恋とはどんなものかしら〜」に刺激された、理系と文系をともに合わせ昇華しようという理数文学で、とりあえず始めたのが、理数俳句なのだ。

我を知る 我こそのみの  素数かな
微積分 解けてうれしい 花いちもんめ
整数は 素数を超えての 無限かな

素数に拘ったのは俳句が五・七・五という言葉としてほぼ最少な素数で成り立つ文学だからなのだけど、理系、文系からともに厳しく突っ込まれそうです。
画像は映画「恋は五・七・五」  南風 わたしは わたしらしく跳ぶ

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

法隆寺の柔と剛
甚大な被害となった関東・東北の記録的な豪雨。
一日も早い復旧を祈るばかりですが、堤防が決壊した鬼怒川の濁流に耐えた「白い戸建て」が話題になっていて、どうやらヘーベルハウスらしい。
地震にも強かったらしいから災害の多い日本にはふさわしい頑丈さ!?
「男一匹ガキ大将」にも同じような話があって、台風にも耐えてその住宅メーカーの株価は暴騰といういささか乱暴な展開ですが、まあ、そこが「男一匹ガキ大将」。
しかし、新建材、台風にも耐える工法と描かれるけど、釘も使わず、組み立てだけというものは柔軟構造ではあるかもしれないけど、荒れ狂う自然に剛毅に建つというイメージではない。
むしろ筒井康隆の「横車の大八」の昔の腕のいい大工のいうところの「昔のいい家というのは釘もなく、組合せだけでできていて、その家のへそとでもいうべきものをひとつ外せばたちどころに崩れてしまう」というものに近い?
いい家ほど解体が簡単で、またその廃材も無傷でそのまま再利用できるという、これまた別の意味で繋ぎながらしなやかに再生を繰り返す日本にふさわしい発想の工法です!?

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すべてのものはやがて壊れるけれども、受け継ぎ、再生するという自然と寄り添い共生を運命づけられた日本の発想とでもいうのだろうか。
剛毅にしなやかに、そして美しく。

「木のいのち木のこころ 天・地・人」(西岡常一/著 小川三夫/著 塩野米松/著)。
西岡常一は“最後の宮大工”と言われた。
法隆寺大工の口伝には「堂塔の木組みは寸法で組まず木の癖で組め」というのがあって、右にねじれようとする木は、反対を組み合わせたりしてお互いを制す。もし右にねじれようとするものばかりを使ってしまったらいずれ傾いてしまう。
人も木も長く生かすにはその個性をよく知り、伸ばすということ。だからこそ法隆寺は1300年も守られてきた。

テーマ:建築 - ジャンル:学問・文化・芸術

森山威男ジャズナイト2015
さあ、今年もやってきました。一夜限りの森山威男ジャズナイト2015。
森山威男の熱狂的ファンは多く、このライブには遠方からも多くのファンが駆けつける。
森山威男の演奏をひそかに人生の指針とまで言っている松原隆一郎東大教授も来るんだろうなあ。
テレビでは見る機会がないけど、「題名のない音楽会」での奇跡の「山下洋輔とスガダイローのトリオ対決」はすごかった。
洋輔トリオは坂田明(Sax)、森山威男(Dr)の二人で、もうまず見られないものだった。

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森山威男ジャズナイト2015

はじける、仕掛ける、爆発する。
開館以来、毎年9月の恒例となっているジャズナイト。
今年も国内トップレベルのプレイヤー達を招き、ド迫力の一夜をお届けします。
ここでしか聴けないジャズナイトならではの“森山サウンド”をお楽しみください。
森山威男 (ds) 石川広行(tp)中路英明(tb)渡辺ファイアー (as) 川嶋哲郎 (ts)
田中邦和 (bs)佐藤芳明 (acc) 田中信正 (p) 加藤真一 (b) 今岡友美(vo)

2015年09月19日(土) 18:30~
可児市文化創造センター ala 主劇場

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

十八歳、海へ
自民党の成年年齢に関する特命委員会(委員長・今津寛元防衛副長官)は31日、改正公職選挙法の成立で選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることを踏まえ、民法上の成人年齢を「18歳以上」に改め、飲酒、喫煙の解禁年齢も現行の「20歳」から「18歳」に引き下げるよう政府に求める方針を固めた。(産経新聞)

選挙権についてもまだ異論は多いけど、飲酒、喫煙、あるいは少年法の適用についても慎重意見が多いですね。

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まあ、人間の寿命はまだ伸びるばかりだから、相対的に若者の比率は減り、若者の意見はますます少数となるばかり。
いつまでも元気でしっかりした老人がいくらでもいるように、少年・少女でも大人以上にきちんとした子はいくらでもいる。
逆もまたしかり。でもこれからを担うのは若者なのだから、より声を反映すべきなのは道理でしょう。
老・壮の比率が高まるばかりなのは、まあ、革新的な変化、過度の進化が不要な平和、安穏の時代なのだろうなあ。
緩慢たる衰退への道。
18歳で区切っても、「十六歳、海へ」などとハードルが下がるだけのような気もするけど。

テーマ:社会ニュース - ジャンル:ニュース