理系・文系を重ねて見る光景は
「Lの世界」キャサリン・メーニッヒ来日 「ラスト・フレンズ」DVD-BOX発売決定
男にも女にも、そしてそうでない人にも人気らしい綾瀬はるか、上野樹里というのはほんとうなのかはよくわかりませんが、そうでない人たちであろうレズビアンたちの恋愛を描くのが米ドラマ「Lの世界」。
その出演者で、一番人気の米女優、キャサリン・メーニッヒ(30)が来日中した。
シーズン3のDVDの発売PRだけど、朝のワイドショーのコメントによれば、圧倒的に20代、30代のの女性に人気らしいです。
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日本でも衝撃的な設定、展開で話題を呼んだ「ラスト・フレンズ」は、DV・トランスジェンダーなどTVドラマのなかでは禁忌的な部分にも踏み込んだ意欲作でしたね。
上野樹里はトランスジェンダーの難しい役どころだったけど、のだめとは全然ちがう苦悩を演じていました。
長澤まさみをはじめ、性格はよく書き分けられていて、そしてそれに応えるような熱演だった。
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)という性的マイノリティが暮らしやすい社会は、性的な面だけに限らず差別が少なく自分らしさを発揮するのに寛容で、鋭い感性、自己研鑽意欲が高く、クリエーティブ・クラス(創造者階級)が多いという。有望なのだ。

【DVD】Lの世界 シーズン3 DVDコレクターズBOX
発売日: 2008/08/20 定価 10,290円

【DVD】ラスト・フレンズ DVD?BOX
発売日: 2008年10月15日  定価23,940円

こういうものがよく売れる寛容な店でありたいものだなあ。
オタクもマイノリティなのだ。
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僕の彼女はサイボーグ
「僕の彼女はサイボーグ」を見てきました。
主演の綾瀬はるかはTV女優の印象もあったけど、最近は映画女優としての活躍が目立ちます。
同じく現在公開中で大ヒットの「ザ・マジックアワー」もそうだし、女座頭市「ICHI」や「ハッピーフライト」も公開を控えています。
役柄も様々だし、アイドル的存在から作家性をも刺激する女優に変貌しつつあるのかもしれませんね。
今週の週刊文春にも天然豊乳 綾瀬はるかを追う、ゲイ人気 上野樹里とあって、この二人、男にも女にも、そしてそうでない人にも人気なのだとあります。役者冥利につきます?
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「僕の彼女はサイボーグ」は「絶対彼氏」のような物語と思ったら、基本はタイムトラベルものですね。
すこしエピソードを詰め込みすぎでシンプルな構造にしたほうがよかったかもしれない。
まあ、ぼくは好きだけど。
主人公が過去の故郷に帰るシーンが幻想的に描かれるのだけど、どこか見た風景だなあと最後にエンドクレジットで確認するとやはり郡上八幡だった。
日本人の象徴的な原風景としてのイメージがあるのかもしれないなあ。

でもやはり、タイムトラベルものはロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」になってしまうね。


TVドラマ「鹿男あおによし」でも、藤原先生(綾瀬はるか)可愛かったものなあ。
鹿男あをによし DVD-BOX  
発売日: 2008/07/16  定価 23,940円
「どんまい!」の相武沙季、「監査法人」の塚本高史
NHKドラマ「監査法人」、ものすごく地味なタイトルではあるけれど、日本経済の裏側?を支える監査法人を描いていて面白いです。
公認会計士を主演としたドラマは初めてなのかも。
脚本を書いている矢島正雄は最近NHKの仕事が多く、やはり土曜9時の「病院のチカラ?星空ホスピタル?」もそうでしたね。
マンガ原作も手掛けていて、そのテーマは多岐に渡ります。
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最近、絶好調な相武紗季の初の主演ドラマも矢島正雄のマンガ原作で、もちろん脚本も本人が手掛けていた「どんまい!」でした。
アイドルの目利きでも知られる小林信彦が「どんまい!」の相武沙季をほめていて、「がんばっていきまっしょい」でも輝いていたのだけど、やはり病人(新人ヘルパーの役です)でもなくても元気になるような笑顔と溌剌さがいいです。
自然体の演技かと思っていたけど、リアクションのタイミングがいいらしい。
なるほど、そんな感じの活躍ぶりです。
「絶対彼氏」も速水もこみちとのレガッタコンビとも言われたけど、意外に楽しめたのでした。
「監査法人」の塚本高史も「結婚できない男」の若者ぶりは、見事なまでの自然体で日常かと思ったくらいだったけど、いい感じだなあ。
蟹工船・党生活者
80年も前に書かれたこの小説『蟹工船・党生活者』が売れているらしい。
書店でも「ワーキングプア」と関連させて展開することによって、売れているから格差社会を象徴するのかもしれない。
以前にNHKBSで「名作平積み大作戦」というのがあって、各界の著名人が今は忘れさられている名作を若者にアピールして、ポップも書いてもらって実際の書店においてもらうとという番組があったけど、会場で強く支持された名アピールでも実際にはほとんど売れなかった。
「蟹工船」を薦めたのはきたろうさんだったかなあ。
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これは学生時代でも読めなかったなあ。
番組でアピールを聞いたときは読んでみようかとも思ったけど、結局読まなかった。
まあ、時代の空気で読むのもどうかと思うけど、本に親しむのはいいです。
もちろん、映画も見ていない。

蟹工船・党生活者 新潮文庫 小林多喜二/著 税込価格 420円

海軍の保護のもとオホーツク海で操業する蟹工船は、乗員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。“国策”の名によってすべての人権を剥奪された未組織労働者のストライキを扱い、帝国主義日本の一断面を抉る「蟹工船」。近代的軍需工場の計画的な争議を、地下生活者としての体験を通して描いた「党生活者」。29歳の若さで虐殺された著者の、日本プロレタリア文学を代表する名作2編。
夢の楽器 シンセサイザー
シンセサイザーという名を聞くようになったのは1970年代頃に始まるのだろうか。
日本では富田勲が先駆けてシンセサイザー音楽として月の光」「惑星」などを手がけ、ヒットして知られるようになった。
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なんの楽器も上手く弾けなかったぼくはシンセサイザーに憧れた。
どのみち音楽的素養がなければ無理だったのだけど。
それにしてもアナログ・シンセサイザーとはいえ、付録で3360円なのか。
ちょっと欲しくないかい?

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル
発売予定日 2008年7月30日 予定税込価格 3,360円

大人の科学マガジン特別編集版。ふろくはオリジナル設計のアナログ・シンセサイザー。“音を作るための楽器”の本質を楽しめる。本誌は、モーグ博士からYMO、そして現在まで、シンセと電子音楽をハード、ソフト両面から楽しめるつくりとなっている。  【内容】電源6V(単三形乾電池4本)/パラメータ[LFO Rate・LFO Wave・Pitch Envelope Depth・Cutoff・Resonance・Attack・Decay]/スピーカー内蔵/スライドコントローラ(カーボンプリント+ペンタイプ電極)/オーディオ出力端子・テルミンmini用入力端子装備 ※画像は付録のアナログ・シンセサイザーです。
地球温暖化対策は「マネーゲームより技術開発」
少し前にサブプライム問題について書いたばかりだけど、そのあとすぐ6月23日の日経新聞(領空侵犯)で排出量取引の導入を批判したのが原丈人氏(デフタ・パートナーズ会長)。
「排出量取引は国や企業に対し温暖化ガスの排出上限を設定し、過不足分を売買する仕組みで、排出量取引を導入しても世界の温暖化ガスの総排出量は減らず、排出枠を買うという安易な方法に頼り、自身の排出削減の努力を怠り、さらには中国などの京都議定書の非加盟国は削減に努めるより、排出枠を売って儲けようとしがちです。そもそも米国、中国など排出大国が非加盟では効果は限定的」という。
それでも欧州や非加盟の米国も排出量取引に積極的なのは、「投機の対象として大きな市場性があるからで、欧州連合で広がる排出量取引では証券化が進み、すでに日本は排出枠を買い始め、金づるになり始めている」らしい。
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ボルヴィックの「1L for 10L」キャンペーンというのがあって、文字どおり“ボルヴィック出荷量1Lごとに10Lの清潔で安全な水がアフリカに供給されるもので、もちろんいいことなのだけど、よく仕組みがわからないのだった。証券化のように様々な仕組みとなっているのだろう。
たとえ出と入がはっきりしていても中身がブラックボックス、複雑系で理解できないと不安になるのは古いということなのだろうか。まあ、ぼくはクレジットカードすら使わないからなあ。
しかし仕組みそのものに人間や地球、宇宙という不確定要因を孕むようなものは、やはり、サブプライム問題のようにコントロールが出来なくなるのではないか。話がずれてきている?
原氏(すごいベンチャーキャピタリストらしいけど、考古学研究など少し楽しい履歴です)の結論。
「マネーゲームより技術開発」 
シベリア超特急(水野晴男)、「ケータイ刑事 銭形舞」との夢のコラボ
映画評論家の水野晴郎が亡くなってしまった。
水曜ロードショーにはずいぶんお世話になりましたね。
これで月曜ロードシューの荻昌弘、日曜洋画劇場の淀川長治とテレビで分りやすく映画を紹介された映画評論家の大家は全ていなくなってしまった。
映画館に映画を見に行くようになったのは大学生になってからで、もちろんそれも数が限られていてテレビの映画劇場で多くの映画を見たのだ。
「シベリア超特急」シリーズはその水野晴郎が監督・原作・脚本・製作を務めたライフワークともいえる映画だけど(低予算でB級扱いされているけど、熱心なファンがいる)、カルトな映画好きのぼくもさすがに見ていない。
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先日、深夜にCBCで放送される「ケータイ刑事 銭形舞」(堀北真希主演)は「シベリア超特急殺人事件」で、水野晴郎追悼番組だった。
ケータイ刑事シリーズは宮崎あおい、堀北真希、夏帆など、ブレイク前の女優を発掘する名シリーズです。
唐突に始まる山下将軍の自決シーン、どうも見たことがあるなあと思っていたら、(ペ)岐阜店にある「シベリア超特急2」のジャケット絵なのだった。
ファイナル作りたかったんだろうなあ。
バスの密室で殺人事件が起きるのだが、もちろん、山下将軍は犯人ではなかった。
おっと、言っちゃいかんのか、でも楽しそうだったなあ。合掌。

【DVD】シベリア超特急2         税込価格 4935円
【DVD】シベリア超特急 特別編集版  税込価格 5,040円

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【DVD】ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX 定価 11,970円 
こちらも堀北真希ファン必携DVDですよ。
「天然コケッコー」における島根県の通学風景は本物!
先日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていたら、島根県の出雲地方だった。
鶴瓶の大学時代の友人も面白かったけど、小学生たち通学風景が楽しいですね。
まだこんな風景もあるのだなあ。
ふと連想したのが映画「天然コケッコー」だったのだけど、まさに「天然コケッコー」の舞台は島根県だったのだ。
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2007年のキネマ旬報のベストテン第2位だった「天然コケッコー」。
ほんとうに田舎の少女たちの日常を描くものだけだから、映画的なもの非日常性を求める人たちにはすこし退屈かもしれないけど、この時だけが持つきらめきは、退屈だった日々の一瞬一瞬すべてが実は輝いていたのだと思い出させてくれます。
主演の夏帆がすばらしく、すこし地味なキャスティングなのがいいのかもしれませんね。
原作ファン、くらもちふさこファンも気持ちよく見られる秀作でした。
コミックは全14巻、一気に読ムのも映画DVDも見るのもおすすめです。。

まったく、一度、行ってみたくなるなあ。
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さて「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ロボコン」「恋は五・七・五」「奈緒子」など学園ものはつい見てしまうのだけど、「うた魂」もそうで、なおかつ主演は「天然コケッコー」で絶賛された夏帆なのだ。
最近は運動系以外にも、上記の作品のようにロボット、吹奏楽、俳句など文科系のサークルものが増えていて、「うた魂」も合唱部で、舞台も北海道の田舎の高校が舞台だった。
「うた魂」というくらいだから基本・テクニックもさることながら、魂で歌っているかということで、独りよがり気づいたとき、一人になるのではなくみんなに溶け込んでいき、個人もそして仲間もより成長するしていく王道の物語。
夏帆はやはり、こういう素朴な感じがいいなあ。
薬師丸ひろ子の久しぶりの歌声も聞けるのも収穫です。

【DVD】うた魂♪ フル!!!
発売日 2008年9月12日 税込価格 4,935円

「懐レア倶楽部」はコチラ
ガンダムから繋がる未来
重苦しいテーマを掲げて登場した「ガンダム00」は、最新の科学や世界情勢をもとに想定がなされています。
軌道エレベーターと太陽光発電システムなどもそうだけど、昨今の報道では宇宙で巨大太陽光発電を2050年までに商業化すると米国国防省の研究グループの報告書が出ています。
報告書には「エネルギー資源を巡る国際紛争を回避、被災地や戦場にも電力を供給でき、戦争の死命を制する」とあるから、「ガンダム00」はかなりリアルな設定です。
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宇宙エレベーターも同様で200億ドル(2兆円)があれば、現在の技術でも可能らしいですね(「宇宙旅行はエレベーターで」 ブラッドリー・C.エドワーズ/著 フィリップ・レーガン/著 関根光宏/訳)。
なにしろロケット打ち上げ費用に比較すれば、宇宙エレベーターによる衛星打ち上げや月面開発の費用は95%OFFになり、技術的にも鋼鉄の400倍の強度を持つカーボン・ナノチューブの開発でほぼ現実問題となった。
費用もあのアポロ計画が220億ドルと言われているからどうってことないのだ。
先日7000兆円という預金残高を見せて、3億円詐欺というのがあったけど、70兆ドルになるのかなあ。
あんまり大きすぎて計算が分からなくなるけど、こんな数字でも信じる人がいるのだ。
やはり軍需・エネルギー産業あたりが反対勢力なのか。
もちろん、エネルギーコストの削減は環境問題にもいいのだけど、まあ、地球も宇宙もすべて分かっているわけじゃないからなあ。

【DVD】機動戦士ガンダム00 7 (最終巻)
発売日: 2008/07/25 定価 6,300円

【BOOK】宇宙旅行はエレベーターで
ブラッドリー・C.エドワーズ/著 フィリップ・レーガン/著 関根光宏/訳
税込価格 1,890円  発売中
サブプライム問題
1980年代後半はいわゆるバブル景気で、1990年代はバブルが崩壊し失われた10年となった。
今、やはり金融市場に動揺をもたらしている米国のサブプライム問題。
結局、金融工学を駆使してリスクヘッジなどしたものの、もう、あまりに複雑で損失がどこで発生し、どれくらいなのか実は誰もわからないらしい。
なにか、遺伝子組み換え技術が安全を確保しつつといいながら、もう食物連鎖のなかに組み込まれて、あらゆる異変を内在してしまったのではないかと思うような怪しい感じです。
経済学・工学・数学などノーベル賞学者が金融工学を作り上げたらしいけど、やはり人間のやること、経済でも社会でも数理的にコントロールなど出来ないのだ。
むしろ複雑化して余計に分からなくなってしまった。
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コストのかかったものが無料で配布されるなどもそうですね。
宣伝費等有形無形のところで必ず費用回収はされ、代価は誰かが払っており、それは無料で得た人たちにも無関係ではいられないはずなのだ。
地球温暖化対策も地球というシステムがよくわかっていない以上、実は何がよいのかわからないのだろう。
グリーンピースの鯨肉窃盗問題も単純なことなのになあ。
いまさら戻るわけにも行かないだろうけど、もうすこしシンプルなほうが分かりやすいほうがいいではないか。
そういえば昔のいじめっ子もいじめられっ子も分かりやすかったなあ。もちろん、対応も今よりずっと簡単だったのだろう。
画像は「脳のなかの倫理」(マイケル・S・ガザニガ著)、人間の脳は非倫理的なほうに流れやすいらしいです。倫理であって論理ではありません。
さびしんぼう
1985年公開とすこし時代が飛ぶのだけど(寄り道の話題が多いけど、いちおう年を追って進んでいているはずになってる?)、「美味しんぼ」ときたので「さびしんぼう」です。
大林宣彦監督の尾道3部作はどれも好きなのだけど、いちばんは「さびしんぼう」かもしれない。
大林監督には慣れないとついていけないような甘さや遊びがあるけど、尾道3部作には見事に調和がとれているのだった。
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ぼくはこのとき、岐阜東宝にいたのかなあ、東宝から送られてきた劇場で休憩に流すテープがあって、それは富田靖子のメッセージと別れの曲だった。
もらったはずだけど、もう見つからない。
憧れの橘百合子は「あなたに好きになって頂いたのは、こっち側の顔でしょ…。 どうかこっちの顔だけ見ていて…。 反対側の顔は見ないで下さい…」といって別れを告げるのだが…。
ラストシーン、大人になったヒロキの側にいる女性については、いろいろな解釈があるけど、ぼくは百合子が見られたくなかったあっち側の百合子にもヒロキは会いに行き受け入れたのだと思う。
あの別れの曲は、好きになったこっちの顔へのもので、それもまたせつなく、そしてふたりは大人となり、さびしんぼうが生まれるのだった、きっと。

富田靖子は藤子・F・不二雄ファン、少女マンガファンとしても有名で、当時のアイドルとして珍しくガンダムオタクも告白した勇気の人です。
今のような誰もが認知するような時代ではなく、あらゆる意味でオタクの憧れで希望の人であった。
美味しんぼ
去年には100巻を越えてスペシャルドラマもやっていた「美味しんぼ」だけど、「ビッグコミックスピリッツ」2008年5月26日号で、とうとう連載開始から25年間続いた親子の確執が和解、ひとまず終了になった。
1983年からの連載だったのだ。
まあ日本だけだと思うけど、グルメ・美食のコミックはさまざまにありますね。
ドラマにもなった「バンビーノ」「喰いタン」「夏子の酒」などもマンガ原作だったし、マンが・アニメならなおさらで韓国でも人気らしい「神の雫」もそうです。
僕の好きな「空の食欲魔人」「カレーの王子様」というのもあります。
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ミシュランガイド東京版で一つ星以上を獲得したレストランが150店と、本場パリやニューヨークを抜いたことについて、「東京は世界で最もおいしい都市になった」と言われるのも、まあ、当然でしょう。
ただアニメやマンガのように趣味的な世界でもあるとはいえ、食文化については各国とも譲れないところもあるから異論も出ますね。
食に自信ありげなのはフランス、イタリア、中国あたりだろうか。
食を巡るマンガなどの周辺文化状況見ただけでも、異論は封殺できてしまうような感じだけど。
ぼくはたいていなんでも興味があって読んだり見たりするけど、リアル体験がないんだよなあ。
今日も茶色いおかずなのであった(NHK朝ドラ「ちりとてちん」をご参照ください)。
日常になかの非日常な風景「等身大フィギュア」
(ペ)の等身大フィギュアは「エヴァンゲリオン」綾波レイから始まった。
ガレージキットの黎明期を海洋堂、ゼネプロ等を起源とすると1980年代初期からとなると思うけど、好きなものを好きなように作るというなかで、ある意味、究極の夢だった等身大フィギュア。
鮎川まどかなども企画されながら、社会現象とも言われた「ヱヴァンゲリオン」を待ってついに実現化されたのだった。
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【DVD】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序《通常版》
 価格:  4,935円  発売中

もしも願い一つだけ叶うなら?♪
このフレーズを聴いただけで、何だか気持ちがざわついてしまった(ペ)は、思わず等身大フィギュア綾波レイ(初期タイプ)に某制服を着せてしまいました。新タイプのほうは某所に出張中なのだ。
うーむ、綾波レイはなんでも見事に着こなしてしまいますね。
等身大フィギュアのいちばんの特色は大きさではなく、やはり身の回りのものがそのまま利用できることですかね。
非日常のキャラがあたりまえの日常になかに入ってくるようなのでした。
夏休みに向けてイベントスペースを整理中です。
等身大フィギュアの仮装パーティなんか出来たらいいなあ。
お気に入りの洋服で着飾りたくはありませんか。

等身大フィギュアはコチラ
夏 「火垂るの墓」
もうそろそろ、あのぎらつくような夏が来るのだが、そんな夏に公開されるのが実写版「火垂るの墓」。
松田聖子が主演になっているけど、やはり思い出されるのはアニメ映画の高畑勲監督「火垂るの墓」です。
1988年の公開で同時上映は、やはり宮崎駿監督屈指の名作「となりのトトロ」だった。
ぼくは「火垂るの墓」「となりのトトロ」の順番で見たからまだよかったけど、順番が逆だったらたいへんだったろう。とてもしあわせな気持ちでは帰れない。
それにしてもといろいろ思うこともあるのだけど、少女節子の愛おしさとあのホタルの美しさは忘れられない。
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先日、近くの公園化もされている各務原浄化センターに行って来た。
ビオトープがあってホタルが鑑賞できるというのだ。
僕がまだ小さい頃はホタルが普通にいて(そんなに田舎というわけじゃないけど)、川もあったから家の近くでも見ることができた。
蚊帳の中にも入れて(そんなに昔というわけじゃないけど)遊んだ。
アニメ映画「火垂るの墓 」のホタルがぱっと広がり輝くシーンのような光景ではないけど、ところどころに輝いて美しかった。飛ぶと光の軌跡を描くのだった。
まあ映画の方は悲しすぎて映画館での一回しか見ていないのだけど。
松尾芭蕉に「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」 というのがあるけど、やがて悲しき蛍かなという感じで、子供たちの歓声をあとにして帰ってきたのだった。

【DVD】火垂るの墓 完全保存版
発売日: 2008/08/06 定価 4,935円

直木賞を受賞した野坂昭如の同名小説を高畑勲が映画化した戦争アニメ。戦時中の日本を舞台に、両親を亡くした幼いふたりの兄妹が懸命に生きる姿を描く。デジタルニューマスターした高画質映像で収録。
巨大建造物への偏愛
先週のNHKBS「BS熱中夜話」は巨大建造物鑑賞編で鉄塔と水門という、またいちだんとマニアックなテーマでしたね。
こういう趣味の人は昔からいたと思うけど、変人扱いされて、また自分から積極的に声をあげることもなかったのだろう。
ぼくは四日市公害のピークの頃の四日市コンビナートを見たことがあるけど、さすがににおいや大気汚染がひどく、工場萌えどころではなかった。
ダムや水門、鉄塔もいささか環境問題の絡みもあるから手放しというわけにはいかないけど、たしかに惹かれるものがありますね。
いわゆる自然の風光明媚と対極にあるものだけど、やはり美しいものがあるのだ。
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「タモリ倶楽部」がこの手の話題のさきがけだけど、自然豊かな田園風景だけでなく、都市で育ってきた世代にとっては無機的な構築物も偏愛というか、癒しの光景でもあるのだ。
ある意味「3丁目の夕日」の光景でもありますね。
すこし前の廃墟ブームとも少し違うらしい。
写真家の丸田祥三が「廃墟と少女」というテーマで写真集(漫画誌でのグラビア連載だった)を出していたり、その萌え要素はマンガ世代とは切り離せないかもしれません。
工場、廃墟そのものも偏愛するけど、そこに美少女のいる風景はさらに偏愛の対象になったりするのであった。

「工場萌え」(石井哲・写真/大山顕・文) 税込1995円
「工場萌え」な人でアート好きな人にはこんな本もおすすめです。
「EVERYDAY LIFE/ART:ENOKI CHU」(榎 忠作) 税込3990円
もちろん、丸田祥三の写真集もおすすめです。

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神様のパズル 「宇宙は人間に作れるのか?」
「宇宙は人間に作れるのか?」
少年の頃はいろいろなことを夢想するし、また「人間はなんのために生きるのか」とか悩みます。
まあ、それが青春。
「神様のパズル」は二人の少年少女が「宇宙は人間に作れるのか?」と突き進んでいくのだが…。
宇宙が作れるということは、壊すこともできるということですからね。
文系はファンタジーで終わるのだけど、理系は、そしてそれが天才であれば暴走してほんとうになってしまうと思わせでもないのが「神様のパズル」。
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まるっきり小説、映画の話ばかりでないのは、欧州合同原子核研究所(CERN)がスイス・フランス国境で建設中の巨大加速器で生成されるブラックホールに、地球がのみ込まれる恐れがあると計画の差し止めを求める訴訟を、ハワイ連邦地裁に起こしたとありますからね。
いわゆるトンデモ訴訟というわけではないらしい。
加速器は一周27キロで世界最大の「大型ハドロン衝突型加速器」。陽子同士を衝突させて質量の元になる未発見の粒子を確認するなどの物理実験を始める。
CERNなどによると、極小のブラックホールをつくる計画はあるが、短時間で消滅し、深刻な影響が出る可能性はないという。
訴えた米退役軍人省の元放射線安全担当官ウォルター・ワグナー氏によれば。生成された数多くの極小ブラックホールが融合して大きくなったり、接触した物質を高密度の塊に変えてしまう仮説上の粒子が発生したりして、地球が壊滅する可能性があるとしている。

こんな大規模な実験施設でなくても紙とペンで出来てしまうかもしれず、まあ、それはそれでトンデモ科学になりそうだけど。
鬼太郎と行く妖怪道五十三次
ははあ、こんな本というか画集も出ていたのだ。
ぼくがわりと絵が好きなのは、おそらく間違いなく永谷園のおかげで、あのふりかけ類に付いていた歌川広重「東海道五十三次」が大好きで集めていたからなのだ(以前は安藤広重といったけど、今は歌川広重というのだね)。
コンプリートは出来ていないけど、あれはどこにいってしまったのだろう。
実家のぼくの部屋にはまだ残されているだろうか。
それこそ、妖怪とは言わないけど座敷童子くらいいそうな、誰も住んでいない家になっているのだけど。
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鬼太郎と行く妖怪道五十三次
水木しげる/著 税込価格 2,310円

水木しげる渾身の描下ろし!  本書は、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の『東海道五十三次』の世界を、水木しげるが 豊富なイメージを膨らませて、妖怪の世界に仕立て上げた、夢のコラボレーション作です。全55枚の絵は、おなじみの鬼太郎やねずみ男が、大名行列や旅人に交じって旅をしていたり、東海道にそびえる山が、巨大な妖怪に姿を変えていたりと、水木妖怪ワールド全開の仕上がり。日本橋から、京都までを旅する鬼太郎ファミリーの前途多難なストーリーも、見逃せません。 判型は、絵柄を大きくお楽しみいただけるよう、横長A4変型のオリジナルに。また、広重版、水木版、ふたつの絵を見開きで並べ、対比できるように構成。美しい画集としての要素も備わっています。

さすがに江戸時代、どこにおいても妖怪に違和感がありませんね。
おっと、密かに好評だったダークな鬼太郎も忘れてはいけません。

【DVD】墓場鬼太郎 第3集 2008-06-25  5985円
【DVD】墓場鬼太郎 第4集 (最終巻) 2008-07-23  5985円


字幕派?吹き替え派?
今は面影もないほどだけど、かつては岐阜柳ヶ瀬は映画の街だった。
「衆楽70ミリ劇場」といってほんとうに大スクリーンの劇場もあった。
上記シネガイドは1967年の岐阜日劇ニュースだけど、右端に「衆楽70ミリ」とありますね。
この年正月映画は「戦争と平和」だった。
ぼくが70ミリで見たことがあるのは「サウンド・オブ・ミュージック」それとも「2001年宇宙の旅」だったろうか。
昔の劇場はスクリーンのギリギリまで座席はあったりするし、字幕の位置も下部であればともかく、当時は右や左に決まっていなくて大変だったのだ。
70ミリで前のほうの端の席に座ったりすると首は痛いわ、目は疲れるわ、そりゃあ大変だったのだ。
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字幕が読めなくて映画界が苦慮というニュースがあって、てっきり字幕の位置の問題かと思っていた。
位置じゃなくて字幕の13文字が読みきれない、あるいは知識の欠如の話だったのだね。
そういえば吹き替え版も増えているよなあ。
昔は映画で英語を覚えたというつわものもいたらしいけど、今は昔。
アダルトな英語はこういうもので覚えませんでしたか?
でも負荷を減らすばかりでいいのか。
楽しみであればどんな困難がたとえ待ち受けていようとも、努力というか我慢というか立ち向かったのになあ。
水野晴郎も亡くなってしまった。
松田優作
NHKBSは角川映画特集なのかな。1980年代の角川映画が続きますね。
昨日は「探偵物語」で今日は「蘇る金狼」です。
松田優作は幅の広い俳優だけど本領というか僕の印象のなかでは、やはり激烈な性格で、アクションの人ですね。
「蘇る金狼」の村川透監督の「遊戯シリーズ」が鮮烈です。
画像のポスターは遊戯知りリーズ第2作の「殺人遊戯」。
テレビでも「太陽にほえろ」「探偵物語」など人気作も多い人で、水谷豊と親友であったのはよく知られるところだけど、二人ともヴァンパイヤ役にも縁があったりするからなあ。
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映画「探偵物語」はアイドルだった薬師丸ひろ子のための映画でもあったけど、同時上映の「時をかける少女」に持っていかれてしまった。
松田優作はどう捉えていたのだろうか。
それにしても世に松田優作ファンは多い。
ずっと前だけどTVで爆笑問題の大田光が「日本一松田優作が好きなのは私だ」というのをやっていて、他の熱い優作好き芸能人(土田晃之、ルー大柴、村野武範)を蹴散らしていました。
日本の俳優にしては珍しいほど、皆無なほど役作りをする人で、それでも奥歯まで抜いたというのは初めて知ったのだった。
時をかける少女
やっぱり見てしまうのだなあ、「時をかける少女」。
NHKBSで昨日放送していたのだけど、改めて見るとあの時代のなにか奇跡のような映画だなあ。
今こそファンタジー全盛で、リメイクも含めて同じような映画がほんとうにたくさん作られるけど、大林テイスト、原田知世の可愛らしさは、きっとあの時代でなくては生かされず作られなかったものとさえ思えますね。
今の若い人にももちろん、普遍に訴えかけるものに違いないけど、少し感性はずれていくからあの瑞々しさは僕たちのようには感じられないのかもしれない。
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「時をかける少女」は筒井康隆原作のジュビナイル小説で、1972年にNHK少年ドラマシリーズ第1弾として放映され、1983年には大林宣彦監督、原田知世主演で映画化されて、永遠のバイブルとなった。
その後も時のアイドルたちによって、繰り返しリメイクされ、2006年には細田守監督によって初めてアニメ化もされ、これもまた絶賛を浴びた。
画像は「時をかける少女」「探偵物語」(同時上映)の劇場チラシ。
二つ折りですね、上映劇場は今はなき「柳ヶ瀬劇場」でさらに「商工会議所ホール」「日の丸会館ホール」でも上映とあるのは、大ヒットが予想されていたのだ。
ついでいえば、(ペ)はアニメ専門店だけど、「時をかける少女」「探偵物語」のチラシに広告を入れたりしてしてます(下部右端)。画像はクリックすると大きくなります。
好きだったんだなあ。そして、今も変わらんのだなあ。

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哲学カフェ
今日だったと思うけど、岐阜市に「哲学カフェdeぎふ」がオープンする。
岐阜大学を退官した吉田千秋氏(哲学)が主催するもので、会場は長良福光の「ふれあいの家・長良」で毎月曜午後3時から8時までを開放し、毎月第2火曜にはセミナーを開くとありますね(中日新聞)。
高校生などの若い世代の参加も大歓迎らしく、まあ、いちばん哲学的・形而上学的テーマに悩める時代って、学生時代だものなあ。
また最近、哲学書、啓蒙書が多く書店に並べられ、そしてよく売れているらしいけど、加速する情報化で考える時間をなくした現代人が吟味せずに教えられる快楽にただ身を任せているなら、哲学も消費されるだけだという(中日新聞 活字の海で)。
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そういうなかでまた売れているらしいのが、「賢人の知恵」(バルタザール・グラシアン著)、17世紀の哲学者でイエスズ会の修道士。
「言葉は飼いならされていない野獣と同じ。一度解き放つと戻ってこない。賢人は言葉をうまく制御している、言葉は心の窓なのだ」
哲学というより人生訓みたいなのだけど昨日のような悲惨な事件をみると、今必要なのは深遠なる哲学より、もっと身近な生きる術(すべ)なのかもしれません。
一度解き放った言葉は戻ってこないのだけど、どんな人だって矛盾を抱えて生きている。
悩める人は行ってみるのもいいかもしれません。
コーヒー代はいくらなのかな?
でもどうせならもうすこし街なかでやってほしいなあ。カフェも賑わうでしょうに、たぶん。

蟲が人類を救う
僕も病気を患って血流が悪くなってしまって、冬はとりわけ手足の先が冷えますね。
冷え性くらいならまだいいけど、閉塞性動脈硬化症は悪化すると壊疽になって、放っておくと足を切断ということにもなるらしい。
結核も耐性菌が生まれて、かつての難病に戻りつつもあって、なかなか病気を過去のものと克服できないけど、治療法もまた過去に学んだりします。
マゴット・セラピーもそうで、壊疽の部分に無菌のうじ虫ををおいて死んだ組織を取り除き、抗生物質が効かない耐性菌を殺菌したり、傷の回復を促したりもする(日経新聞)。
すこしぞっとする風景でもあるけど、思えばナウシカの再生も王蟲という蟲による治癒ではなかったか。
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うじ虫が傷の治療に有効なのは昔から知られているらしく、戦場で傷にうじの湧いた兵士のほうが早く治癒したことから19世紀には欧米で広まったらしい。
そうか、取っちゃいかんのだ。
忌み嫌われるものが実は浄化を司っているいうのはやはり「ナウシカ」の世界観にも通じますね。
蟲とか粘菌とかいっぱい出てくるけど科学的な裏づけもあるのだ。
ナウシカの傷を直したのもうじ虫(なにか差別的な響きもあるけど、愛すべきうじ虫です)という理解でかまわないのだろう。
「もやしもん」といい、「蟲師」といい、粘菌・蟲が復活している、粘菌コンピュータも期待されているし、南方熊楠も喜んでいるだろうか。
メッセージ性とエンタテインメントの見事な融合「風の谷のナウシカ」
昨日は「風の谷のナウシカ」をやっていて、つまり「崖の上のポニョ」の公開が間近になってきたのだ。
折りしも今年、日本で開催される洞爺湖サミットは、地球温暖化対策・食料・バイオ燃料・生物多様性などの環境問題が大きなテーマです。
「風の谷のナウシカ」は環境問題・生物の多様性などのメッセージ性を含めながらエンターテインメントな面白さ満載の傑作です。人間と地球の可能性も信じさせてくれますね。
1984年の公開だから、ずいぶん先がけて堂々と作られ、大ヒットもしたのだ。
ノーベル平和賞にもふさわしいとも思うけど、どうだろうか。
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「風の谷のナウシカ」で語られるように、多すぎる火は1日で森を焼き尽くし、風と水は100年をかけて森を作ります。
下手な議論より、人々の意識の部分が多いのなら、まずこの映画を世界中の人に見てもらうことから始めるという手もありますね。
またこれは、たとえいかに便利なものでも、あるいはいかに正義でも過剰なるものには危険がつきまとうということでもありますけど。
クールジャパンの始まりは?
NHK「東京カワイイTV」などを見ていると、日本ブーム・クールジャパンはなお広がりをみせるようですね。
いまやマンガ・アニメ・ゲームと並ぶ和食もクールジャパンと称されるものだけど、すこし前、農水省が世界各地の「正しい和食」を提供する店を認証する制度を設ける動きがあって、 米国のメディアが「スシ・ポリス」と批判的に報道していたけど、結局どうなったのだろう。
「カリフォルニア巻き」など多様 な味覚に合わせた料理のありかたを紹介する一方、日本のナショナリズムと関連づける報道もあったらしい。
今そのクールジャパンを代表するアニメはかつて米国に輸出されたとき、無残にも内容を大きく改変された。
複雑なストーリーも単純な勧善懲悪の1話完結の話になってしまったものも多かったはずです。
制作者は悔しかったに違いないけれど、当時の通産省も文化庁ももちろん何もしてくれなかった。
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世界のオタクたちがすこしずつオリジナルのよさを発見、広めてくれたのだが、まずどんな形でも普及がなかったらどうだっただろうか。
原点、オリジナルさえ見失うことがなければ、それほど気にしなくていいのではないかなあ。
教育、いじめ問題などなどまずこの文化を育んだ基盤のゆらぎを直すことがもっと重要だと思うけど。
画像は「超時空要塞マクロス」。「サザンクロス」「モスピーダ」という別の作品を組み合わせ編集して「ロボテック」というアニメとして米国で放映された。

さて、あのマクロスがOVAなみの圧倒的スペックで帰ってきた。
恋と友情と惑星の運命が交差する、超銀河ラブストーリー。
あらゆるマクロス世代のハートを揺さぶる傑作のスタートです(ホントです!)。
DVDとブルーレイが同時発売なのも注目の一作となっています。

マクロスF(フロンティア)特設ページはコチラ

地動説が認められたのは1983年、まだ25年前のこと
地動説を支持したガリレオは、宗教裁判で有罪となったけど、「それでも地球は回っている」とつぶやいた。
ローマ法王がその誤りを認めたのは、月に人類が降りてから20数年後の1983年だった。
ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、地動説を支持したガリレオ・ガリレイに対する宗教裁判の誤りをようやく認めたのだ。
ガリレオの頃は科学がまだ魔法と同居するような時代でもあったけど、なにより驚くのはこんなに科学的に明白なことなのに今まで認めなかったことですね。
現代になってもローマ法王ベネディクト16世がブラジルを訪れたとき、1492年のコロンブス到達以降のキリスト教伝道を讃えた演説をして、大反発をうけたことがあった。
教会に支えられたヨーロッパ人の南米の文明・文化破壊を当地の人々が忘れられるはずがなかったのだ。
でもベネディクト16世もラッツィンガー枢機卿と呼ばれていた頃、ユルゲン・ハーバーマス(哲学者 キリスト左派)と対論共著があって、そのなかでは南米への布教を自己批判していたらしいから、法王といえども間違えもあれば迷うこともあるのだ、たぶん。
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さて、こちらの「ガリレオは純粋科学なので、ドラマ好きな文系の方はもちろん、理系の方にもオススメのDVD-BOXです。理系、物理学にはまるかも。
各話のゲストもとても豪華(唐沢寿明、広末涼子、香取慎吾大後寿々花、堀北真希、深田恭子、久米宏等)で楽しめます。

「ガリレオ 」DVD-BOX  
発売日: 2008/06/13   定価 23,940円 
アイ・ラブ・SF
近年、日本のSF小説が再評価されてきているらしいのだけど、まだ一般的にはマニア向けと思われていたりするらしい。
「人類にとって文学とは何か」というシンポジウムではSFが論じられ、「SFはエンタテインメントではなく社会問題を説得的に表現する芸術」などというのは、一時代前のSFの一面を指摘するような感じですね。
科学技術、環境、社会のシステムが現実に問われる時代になって、初めてSF小説の中で繰り返し扱われてきたテーマだったと普通に認知されたということなのだろうか。
だからいま小松左京はSFにノーベル賞をと言っているらしいのだけど、「日本沈没」「復活の日」などはずっと前から日本や人類に警鐘を鳴らすものだった。
でも文学の世界ではだからこそ低く疎んじられてきたのだった。
日本のSFはどちらかといえば文学の世界ではなくマンガやアニメの世界と寄り添ってきた。
文学そのものだって今やマンガの影響は大きいですね。
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画像はゼネプロ製のTシャツ。
さすがにこれは着なかったけど、同じロゴのワッペンもあって付けていたことがあるのだけど、街を歩いているとたまに外人に声をかけられた。
「アイ・ラブ・サンフランシスコ」と思うらしい。すこし妖しい人もいたからゲイと思われたのかもしれない。
サンフランシスコはLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)な人たちの割合が人口の20%らしいけど、当時の僕はまったく知らなかったのだった。
「ラスト・フレンズ」の 瑠可もサンフランシスコに向かうのだろうか。
LGBTという性的マイノリティが暮らしやすいということは、性的な面だけに限らず差別が少なく、自分らしさを発揮するのに寛容な都市や社会を示すという。
日本は自然も多様だけど、性的にも多様で寛容だろうか。
「探偵!ナイトスクープ」は道草
いいことも悪いことも含めて関西のテレビ局というのは、ある種のアナーキーさがありますね。
バラエティ番組でもそういうところがあって、人気番組でも東京で必ずしも受け入れられないのはそういう体質が妨げるのかもしれない。
「たかじんのそこまで言って委員会」は典型で「探偵!ナイトスクープ」もそういうところがあるかもしれない。
すこし前の「探偵!ナイトスクープ」の顧問(キダ・タロー、ざこばなど関西お笑い界の大御所?が原則と思うけど、意外に若い顧問もいたりする)には「相棒」の水谷豊も出てさすが少しびっくりした。
昨日は「BISTRO SMAP」にも出ていてやるときはほんとうに徹底する人なのだ。
今のところ一度だけだと思うけど、松原隆一郎(東大教授)が登場したこともあった。
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本人も今まででいちばん知名度のない顧問と言っていたけど、このブログでもときどき名前が出てくるように新聞など学外での露出も比較的多い人ですね。
笑いながら「専門家に尋ねれば1分ですむこと」と喝破していたけど、もちろん探偵が尋ね歩くことで意外な発見があったり、人生の楽しさを知ったり、合理性だけでは見つからないことを知る人なのだ。
もう、道草という言葉も死語になりつつあるなあ。
マンガもアニメも映画も道草のなかで見つけたのだった。
鉱物
「相棒」のひとつの魅力は社会性の高いテーマと、かたやものすごくマニアックなものが素材として登場してくるところですね。
蝶や鳩、シガーバー、同人誌、落語などジャンルを問わず、こんな世界があるのかと思うようなモノが出てくるのが楽しみでもあるけど、杉下右京はどれにも精通しているわけですね。
あの膨大な基礎教養の海を通して見る事象は、あっというまに本質を見抜くのかもしれない。
雑学ではなくほんものの教養が必要なのだろうけれど。
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きっと、鉱物も好きにちがいない。
鉱物は博物学から発展したらしいから、趣味的にはなかなか高尚な嗜好らしいのだ。
ぼくは中学の時、鉱物見本セットというのをもらって大切にしていた覚えがありますね。
もう、残ってないからたしかには覚えてないけど、黄鉄鉱とかあったんじゃないのかなあ。
鉱物見本ではなく、岩石見本だったかもしれない。
実家の近くには木曽川があって石拾いもした。中下流域だから石はもう丸いものが多いのだけど。
それでもきれいな石や不思議な形状なものを集めたりしていた。近くの山では水晶もあった。
岐阜では菊花石というもありましたからね。
TVを見ていたら、宮崎美子は沸石が好きらしい。

隔週刊地球の鉱物コレクション全国版 2008年3月4日号  
税込価格 990円


こんな本もあるとは知らなかった。
劇場版「相棒」大ヒット記念!「あんちゃん」DVD-BOXアンコールプレス
5月1日より公開された劇場版「相棒」は、まだ客足が落ちず大ヒット中です。
さらに5月14日に発売されたセルフカバーアルバム「TIME CAPSULE」はオリコン初登場2位と、あらゆる場面で水谷豊の評価は高まるばかりです。
マニアックなファンとしては嬉しいような、少し寂しいような不思議な気持ちですが、こういう企画は嬉しい。
「熱中時代」と並ぶ水谷豊の、1983年に放送されたあの代表作「あんちゃん」のアンコールプレスが決定したのだ!
あわせて「事件記者チャボ!」や「青春の殺人者」も再案内されています。
このあたりもこの機会にぜひ見てもらいたいものですね。
衝撃のデビュー作「バンパイヤ」もまだ手に入るのかな。
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【DVD】あんちゃん DVD-BOX
発売日: 2008/06/30 価格: 40,950円
さびれた温泉街の単純で複雑な人間模様、人や動物の生き死に。その中で七転八倒する小さなお寺の新米住職(水谷豊)。浄土真宗の僧職の日常のデティールがさりげなく描かれ、脚本の秀逸さが際だつヒューマンホームドラマ。
水谷豊はこれをきっかけに伊藤蘭と結婚。
またゲスト俳優陣も豪華で、特に15,16話で出演した親友松田優作が秀逸です。

【DVD】事件記者チャボ!DVDーBOX
発売日: 2005/09/22 価格: 41,790円

【DVD】青春の殺人者 デラックス版
発売日: 2008/01/25  価格:  3,990円  
作品の内容はコチラ

【DVD】逃れの街
発売日: 2003/04/25  価格:  4,935円

【DVD】相棒 season 5 DVD?BOX?
発売日: 2008/03/07  価格:  14,900円

【DVD】相棒 season 5 DVD?BOX II
発売日: 2008/03/07  価格:  17,880円