理系・文系を重ねて見る光景は
「若葉のころ」の引っ越し
いよいよ引っ越しが近づいてきました。
妻の実家の倉庫をリノベーションして、そこに住むことに。
5月ゴールデンウィーク明けには引っ越し予定なのだ。
もともと、学生のころから趣味で集め始めた映画ポスターなどはそこで一部保管(2階に居住スペースがあった)してあったりして、この際、まとめて整理できるように専用棚なども工夫した。ちょっとポスターなど多すぎて床などが心配ですが。
でも、これで手元に映画の資料(ポスター・チラシ・プレス・スチールなど)がそれなりには整理して置けるので、今後は映画の話題が多くなるかもしれませんね。
画像も珍しいポスターやプレスなども紹介できるといいなあ。まあ、これがもともとの趣味の原点なのだ。
本などもマンガなどはすでに一部処分したものもあるのだが、これもまたこの機会に整理してみよう。
5月中には引っ越しの様々な手続き、整理も終わらせたいけど、どうだろうなあ。
ということで、ネット環境も引っ越しにつき、週2回の更新も1回スキップして、次は14日ごろの更新予定です。
まあ、完了次第すぐに書くかもしれませんけど。

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今日のBGMはビージーズの「若葉のころ」(First of May)。
久しぶりに「小さな恋のメロディ」のポスターを見て聴いていると、泣きそうになるな。
何があったわけではないけど、ずいぶん時だけが過ぎてしまった。

Don't ask me why, but time has passed us by

ちょっと引っ越しで感傷的になってしまった。
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画

おしゃれな「摘み草」、ヒッピーな野草
最近はヨモギやタンポポなど野山に自生する草花を採集して食す「摘み草」料理を楽しむ人たちが増えているらしい。
僕の子供のころはもともと田舎だったりしたので、たしかにヨモギやワラビ、ツクシなど摘んでいたのを思い出します。
今も摘むのはツクシくらいのものだけど、意外に野草も食べられたりするのだね。
たとえば、このユキノシタは実家の暗く湿った石垣にたくさんあって、てんぷらにすると美味しいらしいのだが、あの頃は誰もそんな知識がなく食べたことはない。
アザミは山のほうの親戚に行ったとき、やはりてんぷらで出てきて美味しかった記憶がある。
昔は地元の人しか食さなかった野草などが、広く紹介されて「摘み草」もカジュアルに楽しむようになっているのだ。
まあ、岡本信人ほどにはなれませんが。

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まあ、子どもは料理は出来ないけど、たいていの葉っぱや果実(蛇イチゴなど)はかじったりしますね。
生で美味しいものはまずないから、ペッと思わず吐き捨ててしまうのだけど。
大学の頃には、ヒッピー系(インディアンの食生活みたいな)のアングラ本などを見つけて買ったりもした。
反体制からエコへ移り変わる時代だったのかもしれない。

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画像は学生のころに買った「地球の上に生きる」(アリシア・ベイ=ローレル)

今のようなカジュアルでおしゃれなものとちがうけど、いやあ、道草が大好きなもので。
摘み草ではないけど、自然薯もよく探しましたね。
蔓に特色があるのだけど、なかなか見つからない。
キノコは映画「マタンゴ」を見て以来、自生のものは怖くて食べていない。

テーマ:散策・自然観察 - ジャンル:趣味・実用

地球最初の植物は苔、コケのある風景
コケの魅力をご存じだろうか。一見地味だが、ルーペでのぞいてみると、繊細で美しい世界が広がっている。10年ほど前から観光資源として注目され始め、静かに人気を集めてきた。各地で観察会が開かれ、企画展の集客力は抜群。「苔(こけ)ガール」をターゲットにした宿泊プランを提供するホテルまで登場している。(中略)観察会は愛好家らでつくる「岡山コケの会関西支部」(西宮市)が主催。京阪神をフィールドに月1回ほど開き、毎回10~20人ほどが集まる。参加者は小学生から80代までと幅広い。(中略)コケ好きの間で「三大聖地」の一つとされるのが、青森県の奥入瀬(おいらせ)渓流だ。2012年からネーチャーガイドの会社が中心となりコケのアピールを始め、14年には自然観光資源の調査研究や情報発信などを担うNPO法人を設立。川村祐一事務局長(62)は「渓流の景観で知られる昔ながらの観光地だが、コケ好きに広まり、少しずつ変化してきた」と話す。
地元の奥入瀬渓流ホテルでは13年からコケの世界を満喫できる宿泊プラン「苔ガールステイ」を夏場に提供。観察を楽しむだけでなく、コケを模したベッドカバーやクッションを備えた「苔ルーム」に泊まれ、コケをイメージしたランチプレートやコケアイスもあり、苔ガールの心をがっちりつかむ。担当者は「愛好家だけでなく、宿泊がきっかけでコケの美しさを知る人もいる」。(神戸新聞NEXT)

僕が高校生の頃まで住んでいた実家は古い家屋で堤防の際に建っていたから、子供の頃はよく水害にもさらされたし、堤防は笹が生い茂り、梅や柿、椿、いちじくなどの樹木も多かったから、陽があまり射すことがなかった。
土はいつもひんやりとじめじめしていて、薄暗い石垣には苔やユキノシタが覆い、さまざまな虫が這い回っていて、苔のある日々は虫とともにある日々でもあった。
それでも毛虫はさすがに苦手でイラガ(刺されると相当痛い)のいる柿の木の下はおそるおそる抜けたし、梅の太い幹が動いたかのように見えたのはびっしりと蠢いていた大量の毛虫だと知った時は総毛だった。
誰でもナウシカ姫のように虫を愛でられないし、コケも目を凝らせば必ずしも美しいばかりではない。

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でも、やはりコケは人の魂を揺さぶるのだろう。
こんな詩もあるのだ。

苔について  永瀬清子

まだここには 水と土と雲と霧しかなかった何億年の昔 みわたしてもまだ泳ぐものも這うものも見当たらなかったおどろの時
濛濛の水蒸気がすこし晴れたばかりのしののめに お前は陽と湿り気の中からかすかに生まれたのです
なぜと云って 地球がみどりの着物をとても着たがっていたから いまでも私たちの傍らにどこでも見られる苔よ…

詩人だけではない。そして地球だけでもない。
1957年の学研学習年鑑理科篇の火星の紹介にもこうあったのだ。
1956年の9月には32年ぶりに大接近した火星の表面は赤みがかったオレンジ色で、南極と北極には白く輝くところがあり、これは極冠といい、冬になるとできる氷の原だと思われます。火星が春になるとこの氷がだんだん小さくなり、そのかわり、赤道近くが緑色になってきます。ちょうど、氷が解けて川の回りに植物がはえているようなありさまです。ちかごろ、大望遠鏡で調べたところ、この緑色は、コケのような植物であることがわかりました…。
とあって、執筆は東京天文台 富田弘一郎。
詩人の想像力にも勝りますね。火星にもまたみどりの着物をとても着せたかったのだろう。
科学がまだロマンチックな時代。
さて、話題の苔ガールの嚆矢は誰か。
映画「マタンゴ」の水野久美(西郷どんのおばあ様ですね)かとも思ったけど、あれはキノコであって苔ではなかった。
でもドキドキするような妖しいお姉さんだったなあ。
ドラマ「フランケンシュタインの恋」の二階堂ふみもキンジョ(菌女)のキノコガールで、さらに「ウチの夫は仕事ができない」のサーヤこと松岡茉優は夫から森の妖精とも呼ばれていたけど、夫の趣味は粘菌だった。南方熊楠先生か。
となれば、やはり映画「吸血鬼ゴケミドロ」ですかね。もともとは「コケミドロ」だったらしいからなあ。
まだここには 水と土と雲と霧しかなかった何億年の昔 みわたしてもまだ泳ぐものも這うものも見当たらなかったおどろの時
濛濛の水蒸気がすこし晴れたばかりのしののめに お前は陽と湿り気の中からかすかに生まれたのです…
コケミドロの誕生譚でもおかしくないでしょう?
まあ、苔ガールとはなんの関係ありませんが。
苔が見(魅)せる小宇宙はSFのような想像力に誘い、また小説「ひかりごけ」(武田泰淳)のような狂気と幻想にも誘います。

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2017 岐阜基地航空祭
久しぶり地元岐阜基地航空祭に行ってきました。三度目ですかね。
一度目は学生の頃だからはるか昔!?
二度目はずいぶん経って、たしか基地内BGMに「宇宙戦艦ヤマト」やAKB48の曲も流れていたからそれでも7、8年位前だろうか。
このときはもう病気を経て障害を得ていたから、会場内のトイレの大行列を見て、トイレに不安のある僕は速やかに退散した。
さて今回は久しぶりのブルーインパルスのほか、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップで2017年に年間総合優勝に輝いたという室谷義秀氏のアクロバット飛行の予定もあり、体調を整えて岐阜基地に9時ごろ歩いて向かったのであった。
まあ、岐阜基地までは歩いて30分ほどなのだ。ところがあれ、いつも通りの陸橋が通れない。
なんと入場ルートが変わって今は隣接の川崎重工の中を通って基地に入るのだね。さっと入れるかと思えばこれが大混雑。
踏切があるからなのかなあと思えば、踏切を過ぎても動かず、いよいよ会場口に上げられた「歓迎 岐阜基地航空祭」の横断幕を抜けてもなお遅々と進まず、様々な不安を抱え、結局1時間強ほどかかったのだろうか。
今はセキュリティチェックもあるのだ。
ブルーインパルスの飛行する頃には時雨れてきて(もう少し気温が低ければ風花ですね)、僕は編隊飛行のみでアクロバット飛行は見られなかった。
入場してからもステルス実証機X-2など展示物にはなかなか近づけず、やはり早々に諦めることになってしまった。
というわけで室谷義秀氏のアクロバット飛行の見学も断念し、帰路に。
せめて写真でも撮ろうと思ったのだけど、やっぱり外での撮影はこの不自由な手では難しいなあ。

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ということで、載せられる画像は会場で配られていたスケジュールチラシです。

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唯一撮ったのがこの入口の「歓迎 岐阜基地航空祭」の横断幕(うまく撮れない!)、ずっと小学校の運動会並みの横断幕だなあと思っていたけど、これだけビッグイベントになっても奢らず慎ましくということなのか。
右側は学生の頃に行ったときの「航空祭」風景だけど、ずいぶん余裕があるでしょう。そりゃあ、自由に楽に見られたのだ。
いつの間にこんなに巨大イベント化したのか。
「かかみがはら航空宇宙科学博物館」にも力が入るわけです。川崎重工絡みで?三式戦闘機「飛燕」も常設展示になります。

テーマ:航空機全般 - ジャンル:趣味・実用

実家の解体 番外編
そろそろ、来年のカレンダーがほしくなるころ。
以前はけっこう告知の入ったカレンダーを貰ったりしたけど、今はずいぶん少なくなった。
まあ、これは現役感がなくなったせいもあるだろう。
昔のカレンダーはそれこそ歳時記がついていたり、一枚ものでは日本地図や世界地図のようなものも多かったけど、そういうものはあまり見なくなった。
僕の家では子供の頃よくトイレなどにも貼ってあり、あれば繰り返し見てしまうから、国の形やら県名・県の位置もおおよそ常識として日常の中で身に付いたりしたけど、最近は四国もパッと言えない人も多いらしい。
僕の学習机なんて日本地図で周りには県の花などが描かれていた。
アイドルもののカレンダーも好きだけど、かつてはこんなところにも学び、興味を持たせる工夫があった。
歳時記としての役割もあって、今もお正月やクリスマスなど、最近はハロウィンなんてものがにぎやかだけど、本来の収穫祭の意味合いなど忘れ去られてしまっているのはどうかなあ。

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左画像の昔の岐阜県地図も実家にあったもので岐阜タイムス(現岐阜新聞)発行となっている。これはカレンダーじゃないけど、カレンダーの地図も多くあり、役に立つから、年が過ぎても何年も貼られていたりした。
右画像は店名入りのポスターカレンダー?こんなのを年初に配ったりしたのだろうか。

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ここまで来ると僕にはよくわかりませんが、一年が季節やそれぞれの日に大切な意味合いを持って生きていたのだろうなあって。

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種まきだけでもこんなにあったりします。
近頃の歳時記はクリスマス商戦、節分は恵方巻き、バレンタインデー、そして秋には目立ったものがないとばかりにハロウィンと、商売がらみのものばかりだからなあ。
一昨日の「クローズアップ現代+」を見ていたら「ナイトタイム経済」とかで、外国人観光客をつかめとばかりに夜も楽しめる街づくりを考えるというもので、観光立国はいいけど合わせるばかりでは、本来、見るべき本質が失われてしまうような気がするなあ。
映画「E.T.」で初めてハロウィンを知った時は、とりあえずなんだろう?と調べたりしたのだけど。
さあて、今日は文化の日。マンガやレコードの日でもあるらしいよ。

テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術