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理系・文系を重ねて見る光景は
雑誌のいろいろ、雑誌の思い出、風化する前に
さて、今回は祖父などご先祖の古書ではなく、まだ記憶に新しい昭和の雑誌。まあ、僕のだから古くて昭和40年代、多くは50年代以降ですね。週刊誌はもちろん月刊誌などの雑誌はよほどでないと仕舞っておけないけど、それでも愛読したものは一部残っています。そんなには買えないから多くは立ち読みなんですけどね。それでも大学生でアルバイトができるようになったり、就職後はマンガ雑誌やSF関係、サブカル系、文芸誌など気になるものはある程度買うことが出来るようになった。趣味は映画と本ぐらいだからなあ。古書などをずいぶん残してあった祖父の傾向があるのかなとも思うけど、出来といい、性格とか、まるで違うから買ったものの手におえなくて投げ出すものあって、まあ単なるオタクゆえですね。

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「ビックリハウス」「面白半分」「絶体絶命」などはよく投稿していた雑誌。いずれも表紙がすごいでしょう。好きな作家や芸能人などの面白い特集も多かった。

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いちばん長く購読した「噂の真相」、前身の「マスコミ評論」から読んでいた。新興の「SF宝石」「SFアドベンチャー」、「SF宝石」はあっという間に休刊。

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「宝島」も特集によっては買っていた。「好奇心」はショービジネス雑誌で筒井康隆の特集があってソノシート付だった。「ルパン」ひょっとしたらショートショートに応募したのかもしれない。岐阜いちばんの大規模書店でも1冊や数冊のみの入荷の売れなさそうな雑誌(趣味系、業界誌など)や一号で終わりそうな創刊号好きでもあったので一時はマイナーで多様な雑誌がけっこうあった。

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まあ、いろいろだね。こんな雑誌も読んだりしたんだね。

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ホビー誌、キネ旬もあるな。映画雑誌のスクリーン、ロードショーはほとんどなくし、バラエティはそこそこ残っている。

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「少女フレンド」「マーガレット」など。「新エースをねらえ」などシナリオ、台本が少しある。

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「やんろーど」も投稿していた。「AKIRA」「風の谷のナウシカ」などは雑誌ではないけれど。
もちろん、いずれも資料としては国会図書館をはじめ、各種資料館などにきちんと残るのだろうけれど、庶民(オタク)の書棚の風景としてはなくなってしまうだろうから、古書シリーズではないけどいちおう画像で残しておこうかと。
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テーマ:本、雑誌 - ジャンル:本・雑誌

古書シリーズから 落穂拾い
去年のブログのメインテーマともなった古書シリーズは終了したのだけど、よくわからなかったり、プライバシーなどの配慮でこぼれてしまったものを、少しだけ無理のない範囲でご紹介。まあ、落穂拾いですね。以前にも大きな大福帳、日記、手帳も紹介したけど、ほかにもいろいろと同じようなものがあって。

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大福帳、日記帳。いずれも明治から昭和にかけて。最後にある日記は明治34年のもの。

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各種雑記帳。結婚式や法事などの献立表などもきちんと記載されているけど、よくわからないものもあるなあ。

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この辺りの雑記帳なると個人名ばかりになって献立表くらいしか紹介できませんね。今も店によってはお品書きというのが出てくるけど、家庭でも法事、結婚式などのような時はきっちり材料まで記録していたのだなあ。庶民の生活の記録はあっさり忘れ去られがちだから、こういうものこそ貴重なのかもしれない。法事は37回忌、50回忌というのまである。50回忌となれば直系の家族でも知る人は少なく、縁者となればさらにわからない。昔の人は縁者も多いし、大変である。一族・帰属意識が高かったのだろうなあ。

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以前、作家の小島信夫が一族という話があったけど、ここに父親らしい名前が出て来ます。
こんなチラシも出てきたけど、若松座というのもどこだか、花房艶子、水島幸太郎などという人も、NK和洋楽団バンドもさっぱりわからない。僕も映画の資料など残りそうだけど、モノによっては後のことを考えるときっちり注釈を入れておかないといけないな。

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僕も好きな映画のチラシには広告も入れたりしたし、オリジナルフィギュアはこのような段取りを踏みながら…なんてこともいずれ分からなくなるからなあ。まあ、そんなこと誰が知りたいんだということもあるけど、先のことは誰も分からない。

テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

岐阜ロイヤル劇場大応援特集PART5 割引券を持って
大きなお世話ながら引き続き岐阜ロイヤル劇場大応援特集PART5です。
当時のロイヤル劇場の割引券を持ってきたら、その割引券の表示料金で入場できるというのどうでしょう。今のロイヤル劇場の入場料金は600円と格安だし、そうとう前の割引料金でもそれを大きく下回るということはないでしょう。当時の割引券という資料も集まるし。遠方からの来場者も多いというのなら、持ち寄った当時の割引券を見ながら映画を語り合いたいとそれ目的で来る人もいるかもしれない。こんな割引券もありましたよって。
ということで、僕もロイヤル劇場の割引券を探したのだが意外に見つからない。前身のスカラ座となるとけっこうあって、こちらはずいぶん料金も安くなる。割引券は自分のもあるけど、映画好きの友人にも多く貰ったりした。

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けっこう見に行ってるはずだけど。スカラ座の頃は一段とバラエティに富んでいる。

幸い、ロイヤル劇場のビル2階には今も喫茶コメディアン(映画のお帰りに 映画の待ち時間に…とあるからね)もあるし、ちょっとしたスペースも新たに出来ているから懐かしい映画ファンが集えるかもしれない。あの頃は映画などけっこう語り合ったもして、まだ黎明期だったレンタルビデオ屋の店長とか、怪しげな古本屋の親父とかインテリフーテンみたいなとか、映画を語れる変な奴が結構いて面白かった。
喫茶コメディアンでは往時、映画を語り合ったり、あるいは映画を見て、ひとりフィリップ・マーロウを気取りながらも、実は周りのカップルを妬まし気にいた青年のなんと多かったことか。知らんけど。
この頃はオールナイトも多くて東映帰りなどは肩を怒らせてというお兄ちゃんも多かったらしい。ちょいと西柳ヶ瀬に行けば飲み屋、キャバレーなど夜の街のオンパレード。

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土地興の映画案内チラシ「シネサロン」の喫茶コメディアンの広告。かつて映画好きなどがよく集まった店、今も新しくこういう場所はあるのだろう。

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こちらは岐阜いちばんの大劇場「衆楽70ミリ大劇場」の映画割引券。さすがに大作も多いけど、けっこうマニアックな映画も。

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衆楽70ミリ隣にあった「ニュー衆楽」。のちに伝統のある「自由劇場」の名を引き継いだ。邦画も上映していたのか。

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邦画系の「岐阜東宝」と「松竹地下劇場」。東宝はアイドル映画も多いのでよく行った。松竹地下は座席の間に柱があってあんまりな。

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こちらは柳ヶ瀬を離れて岐阜駅前にあった「日本劇場」。おもに旧作の上映で二番館、よく言えば名画座。拡大ロードショーもあったり、親子映画、B級作品も多く、なんでもありの劇場だった。

かつての割引券を持ち寄っての入場、盛り上がらないかなあ。
「いや、ガンダムでは先着でセル画がもらえて、徹夜で並んだものじゃよ」
「フラッシュ炊いて写真撮る奴もいたぞ」
「席取りが大変で、終了間際になだれこんできたりしてな」
「もう、清掃のおばさんが終了間際から始めるんだよ」
「煙草も吸い放題だったな」
「ザーザー雨の降っているようなフィルムもあったぞ」
「まだいい、フィルムが落ちてスクリーンが真っ暗」
「痴漢もおったな、注意しようかと思ったら二人で出ていきよった」
不適切にもほどがある昭和な話題で盛り上がらんだろうか。もちろん、真摯に映画を語るのがいちばんですが。

もちろん僕の思いつきに過ぎないので割引券を持って行っても入場はできません、念のため。

テーマ:映画館 - ジャンル:映画

岐阜ロイヤル劇場大応援特集PART4日活ロマンポルノ特集の奨め
岐阜ロイヤル劇場大応援特集PART4です。
岐阜市の西柳ケ瀬にある東海地方唯一のストリップ劇場「まさご座」について語る女性限定のトークイベントが26日、同市日ノ出町のバー「マルイチバー」で開かれた。スタッフ歴8年の照明担当の女性が講師を務め、まさご座に行ったことのない参加者に魅力を語った。71年の歴史を刻むまさご座は、全国で2番目に古い劇場として知られる。近年は芸術的なショーとして注目され、女性客も増えていることから、市中心部で開かれている体験型の催し「柳ケ瀬日常ニナーレ」の一環として開かれた(昨年末の中日新聞より)

そうなのか。今や東海地方唯一とはまるでフィルム上映のロイヤル劇場のような。でも時代ともともに大きく価値観も変わっていきますね、「まさご座」には行ったことがないけど、近くには映画館もあってとりわけ柳ヶ瀬劇場はアニメ映画なども上映していて、実際、「風の谷ナウシカ」や「時をかける少女・探偵物語」を見たのもここで、通りすがらすこしどきどきしたものだ。まさに様々に混在した昭和な場所だな。そんな妖しさは薄れてしまったけれど、「まさご座」にはぜひ頑張ってもらいたいものです。
さて、ロイヤル劇場を運営する岐阜土地興行は洋・邦画と幅広く映画の興行してきたけど、唯一しなかったのが成人映画で、まあ当時の見識でもあったのだろうけれど、にっかつロマンポルノなども裸さえあれば、ずいぶん自由度が高く、才能が結集したみたいなところがありますね。まあ、あの頃の日活は全共闘後の青年たちが雑誌、映画などサブカルに場所を移してもいたのだ。
裸さえあればテーマ性だろうがアナーキーだろうが表現としては自由な空間みたいなところがあって滝田洋二郎、神代辰巳、藤田敏八、そして根岸吉太郎、大森一樹、相米慎二、長谷川和彦だってそうですね。
さらに出演者を見ていると大杉漣、風間杜夫という名前もけっこう出てきて少しびっくりする。
大杉漣、ブルーリボン賞、ピンクリボン賞の両賞の受賞というのは伊達じゃなかったのだ。

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目を凝らすと風間杜夫、大杉漣の名前も見つけられます。成人映画のポスターまで集める気はなかったのだけど、どこの映画館だったか、ごっそりあってもらい受けてきた。他にも美保純、宮下順子、荒木一郎、内田裕也、山谷初男、川谷拓三など様々な才能が出演しています。

桃井かおりの「エロスは甘き香り」もあったし、脚本の中島丈博さんもまあほんとうになんでも書けるのだなあ。才能の宝庫でもあったのだ。成人映画では「新岐阜ニュース館」「朝日館」「東海劇場」の3館があって、僕が行ったのは「新岐阜ニュース館」ですね。ここは一般作と成人映画2本の3本立て上映が多く、いちおう、一般作を見たいがために入るのだという、ささやかな言い訳が出来る環境があった。地方では大学生が入るのもけっこう勇気がいったけど、日活ロマンポルノはややサブカルのイメージもあって、時にはメジャーな人が関わったりしていたからこれも言い訳になったかもしれない。
女優はロマンポルノ女優とも言われたりもしたけど、やはり覚悟の女優は強く、今でも名バイプレーヤーとして活躍する人も多い。

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「エロスは甘き香り」では桃井かおりが出演していて、その後、さらに一般的にも有名になって再注目され、ポスターもキャスティングもメインに押し出されて再公開もされている。まあ、大女優桃井かおりは気にもしないだろうけれど。なんたってこの映画、監督は藤田敏八、さらに助監督は長谷川和彦ですからね。僕はラジオで「桃井かおりのアクロス・ザ・ナイト」だったかな?もよく聞いていて、変わらぬアンニュイな話し方、声が好きだった。

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「二十歳の原点」でデビューした角ゆり子が日活ロマンポルノ「嗚呼!おんなたち 猥歌」に出たのはちょっとショックだった。当時の高校生の性意識の調査もあるけど、たいていの学生にとっては映画、妄想の世界だった。

てなわけで、岐阜ロイヤル劇場、日活ロマンポルノ特集というのはいかがでしょうか。今なら、ここなら堂々と見られます。

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岐阜ロイヤル劇場大応援特集PART3 岡田奈々「青春の構図」、野口五郎「季節風」
久しぶりに岐阜ロイヤル劇場大応援特集ということでPART3です。
もう岐阜ロイヤル劇場の昭和シネマ名作特集も長いので、小津安二郎特集とか数多くの特集を組んできたはずで、地元岐阜がロケ地となった映画や岐阜出身監督(篠田正浩、神山征二郎)特集も繰り返しあった(と思う)。でも岐阜出身作家や岐阜出身俳優の特集もあったりしたのだろうか。
作家では池井戸潤、米澤穂信、冲方丁、奥田英朗、朝井リョウ、中山七里など人気作家が結構いて、映画化された作品も少なくないし、地元出身俳優も最近は綾野剛、伊藤英明、岡田義徳、平山浩行と多いけど、まあ、昭和まで遡るとなるとねえ。田中邦衛さんくらいだろうか。脇役での作品は多いけど主演はね。やっぱりテレビドラマ「北の国から」になっちゃうからなあ。
作家も昭和となれば小島信夫、瀧井孝作などとなって、あとは坪内逍遥くらいで映画あったかなあ。
その点、岡田奈々「青春の構図」、野口五郎「季節風」というのはどうですかね。

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画像は映画「青春の構図」から岡田奈々、早乙女愛、秋野暢子と、映画「季節風」のポスター。

「青春の構図」は三人の女子大生が、スポーツに、恋に、ライバル意識を燃やしながら少女から大人へと成長していく様を描いた至極まっとうな青春映画で原作は曽野綾子。岡田奈々は「俺たちの旅」の主人公の妹役でも出ていて女子高生姿が眩しかったなあ。なかでも22話「少女はせつなく恋を知るのです」は、彼女のためのオリジナルエピソードというべきもので、たしか彼女のヒット曲「青春の坂道」も歌われた。この22話だけでも上映できないかな。
野口五郎には「季節風」というのがあって、残念ながらこれは見ていない。共演した大竹しのぶとは今も仲がいいらしい。監督は斎藤耕一で同郷のよしみか田中邦衛も出演している。
代表的なヒット曲「私鉄沿線」は岐阜県民にはかつての美濃町線(廃線となった)かと思わせるけどこれは違うらしいです。ちょっと歌詞のような趣とは違うからなあ。 

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画像のポスターは声優高橋直純の写真集の告知ポスターだけど、こちらもバックに廃線前の岐阜市中心部を走った名鉄の市内電車が映っていますね。廃線直前ということで撮ったのだろう、「残したい風景」とありますからね。昔は映画上映の合間に、時間調整みたいな感じでニュース上映というのあったと思うけど、こんな地元関連のニュース映像特集などもいいのではないだろうか。

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